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23 生涯現役

藤原清道プロフィール

23生涯現役~働くことで人生が豊かになり、人間的成長ができると確信~

50歳も間近になると、同世代の友人たちの間では「いかにして幸せなリタイアをして、晩年を楽しく過ごすか」という話題を耳にするようになる。欧米のビジネス観や人生観をモデルにして、仕事に取り組んできた人にとっては、一定の成功を収めて早期リタイアすることこそが、人生の勝ち組なのだと思っている人も少なくない。

しかし私は、「みんなが楽しく働けてみんなが輝ける組織をつくる」という信念を持ち、業績に連動する従業員満足度の高め方を研究していく過程で、その欧米型のビジネスパーソン人生成功モデルのようなものに、疑問を抱くようになった。

こうした近代の日本の労働観は、欧米の影響を大きく受けている。その欧米の労働観のベースにあるのがキリスト教の労働観である。

旧約聖書の創世記において、食べることを禁じられた果実を食べたアダムとイブに対して、神は罰として労働を与えた。欧米では今でも、労働を「苦役」や「罰」として考える人が多いとされているのは、こうしたキリスト教の労働感に由来しているということを知り、なぜ自分が「早期リタイアして働かずに晩年を過ごす」というスタイルに違和感を覚えたかに合点がいった。

幼少期、両親に連れられてキリスト教系の保育園に通ったこともある私にとっては、キリスト教に対してネガティブなイメージは全く無い。しかし、日常の中ではキリスト教ではなく、神道や仏教による教えを基にして育ってきた私には、労働を「苦役」や「罰」として考えるのではなく、「人々に喜ばれ感謝される営み」と考える方が、違和感なく脳にも腹にも落ちてくる。

現実の世界の中では、食べるために働くという側面はありながらも、私たちは食べるためだけに働くわけではない。もし、経営者が心のどこかで、労働は苦役であるから「早く引退したい。そのために自分がいなくても成り立つ組織を作りたい」と考えているとしたら、そういう労働観は全従業員に必ず伝わるだろう。

労働を罰・苦役と考え、できれば早期リタイアしたいとする価値観と、労働そのものを善なるものと考え、人生を豊かにし人間的成長ができる機会とする価値観。多種多様な価値観が尊重され認められる世の中で、労働に対してどちらの価値観を持つのかは、私たち一人ひとりに委ねられている。

人生100年時代。もし、私が100歳まで生き続けることを許されるのならば、あと50余年、人生を閉じるその瞬間まで働き続けたいと思っている。私や私が経営する企業が提供する、商品やサービスを求め続けてくれる人に対して、全身全霊を持って仕事をし続けたい。それこそが人生を豊かにし人間的成長ができる機会であり、生きる意義だと考えている。

令和3年4月
従業員満足度研究所
藤原清道

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