遠い先のことを考える者は富み、
二宮尊徳翁
近まのことばかり考える者は貧乏する。
これは、二宮尊徳翁の言葉として、伝えられているものです。
先を見通す視点の重要性
遠い先のことを考えるというのは、決して目の前のことを疎かにするということではありません。
遠い先のことを考えつつ、その考えと矛盾しないようにして目の前のことにしっかりと集中していく。
まれに「目の前のことを考えるのが精一杯で遠い先のことまで考える余裕がない」という方がいらっしゃいますが、ちょっと思考を切り替えるだけで、そうした考えから抜け出すことができます。
実は、遠い先のことを考えていないから、本当はやらなくてもいいことや考えなくてもいいことが自分の脳を支配してしまい、目の前のことが精一杯になってしまうのです。
仮に明日自分の命が終わってしまうとしても、遠い先のことを考える。自分が死んだあとのことを考えてこそ、今の自分の思考と行動が美しいものになります。
遠見の賢人は豊か
経済的な豊かさを得られるかどうかは、自分の思考と行動の結果の一部に過ぎませんのであまりそこに固執しても仕方ないように思いますが、「遠い先のことを考える者は、無理なく富に恵まれる」のは間違いありません。
ふと自分の周りの人たちを見回してみて確信しました。
遠い先のことを考えている人で、貧乏している人は一人もいません。そして、遠い先のことを考えている従業員で、仕事ができない人は一人もいません。
つまり、そういうことですね。
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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