個人と公のバランスをどう考えるか。
経営者が自分の根っこに持つ考え方のうち「個人と公のバランス」は、従業員満足度に採用活動にも大きく影響を与えます。
従業員一人ひとり(個人)をないがしろにして、会社(公)がよくなればいいという発想は論外ですし、そんな考えの人間が経営する会社は早晩淘汰されるのは間違いありませんが、一方で個人が権利ばかりを主張していて、自分以外の人や組織のために尽くそうとしない人が多い会社も、これからは生き残ることができないでしょう。
小さな会社も大企業も、国家という組織も、本質は一緒です。
良い組織を観察することで、やるべきことが見えてくる
個人は当然尊重されるべきですし権利も守られるべきですが、個人一人ひとりが公のために自分の力を尽くそうとしなければ、組織の混乱は避けられません。
これは、家族という小さな単位で考えても同じです。
会社や組織は個人をないがしろにしない。
個人は組織やチームのために力を尽くす。
従業員満足度の高い組織、従業員エンゲージメントの高い組織を見つけたら、その中の人たちがどんな生き方をしているのかよく観察してみましょう。
個人と公のバランスが、美しく取れていることが分かると思います。
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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