多様性のある人材が集まり、そして活躍できる組織を作るために
多様性、ダイバーシティについて考えています。
先進国内で仕事をする企業経営者としては、今後多様性のある人材が活躍できるフィールドをつくることを、社会からも強く求められていくことは間違いありません。
一方で、共通したコミュニティに多様性のある人たちが共存するようになってから増加する課題もあり、一部ではそれが問題になっているということも聞きます。
例えば、一つのコミュニティで多宗教もLGBTQもどちらも受け入れるとしても、イスラム教徒はLGBTQを受け入れません。あっちを立てればこっちが立たず、ということがあるわけで、多様性を受け入れるというのは言うは易し行うは難しなのです。
差別や偏見を口にしてはいけない、ということも、頭では分かっている人が多いかと思います。特にLGBTQや日本国内でのイスラム教徒などの、マイノリティな方々は。
そのはずなのに、LGBTQの人たちは、LGBTQを認めないという価値観を持った人に対して、批判的な発言をしてしまう人が多い。つまり多様性を認めろと主張する人たちが、違う価値観を持った人を認めることができないという現実があります。
(多様性に対して寛容の国と言われているインドネシアでも、LGBTQには不寛容であるという現実があります)
真面目に多様性を許容していくと分断が進む!?
多様性を認めようとすればするほど、分断が進んでしまうという矛盾。
これについての答えは無いと思われますが、多種多様な人種、価値観を持った人たちを受け入れていくということは、「多様性を認めない」という価値観を持った人も受け入れていくことでもあることを、忘れてはいけないのでしょう。
差別や偏見を持った人もいる。良い人も悪い人もいる。優しい人も暴力的な人もいる。そういう本当の意味での多様性の中で生きることで、人間は磨かれていくのかもしれません。
ただし、企業という集合体の中では、仕事上の価値観は一致させなければいけないというのが私の考え方です。
その上で、多様性、ダイバーシティについて考えています。
こうしたことをブログだけでなく毎日配信のメルマガで、私の思考の進化と深化を発信し続けていきます。
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