成果が出る理由・出ない理由
懸命に頑張っているのになぜか鳴かず飛ばずな人と、懸命に頑張っていることに比例して成果が出ている人と、この差の大きさを、あちこちで見聞きします。
小さな規模でも、大きな規模でも、関係ありません。
どちらでも、同じように努力しているのにダメな人(会社)と好調な人(会社)があります。
この差は何かというと、よく言われているのが、頑張り方、努力の仕方が間違っているとダメで、正しく頑張り正しく努力をしていると、頑張りや努力に見合った成果が出るということ。
ですが、本当にそれだけなのでしょうか。
ということが、頭に引っかかりまして、いろいろと考えを巡らせております。
頑張りに見合った成果が出たり、頑張り以上の成果が出たりという経験を、読者のみなさんも一度はしたことがあるのではないかと思います。
一方で、懸命に頑張ったはずで、しかも正しく努力したはずなのに、なぜか満足できる成果が手にできなかったという経験も、一度はあるのではないかと思います。
その原因のひとつは「運」でしょう。
自分自身のことや、私の周りの人たちの過去や現状を見てみても、運が成果に少なくない影響を与えていることが分かります。
しかし、それらを「運」で片付けてしまうのも違和感があります。
自分に力を貸してくれる人の存在
もうひとつ大きな要素は、他者が損得を超越した力を貸してくれたりすること。いろんな人やいろんな会社が、こちらの為に力を貸してくれたり、尽くしてくれたりすることがあります。
それによって、逆の意味で自分の頑張りや努力に見合わないような大きな成果が上がっていくことがあります。
みなさんにも、こういう経験(他者がこちらに対してありえないような力を尽くしてくれた)があるかと思います。
逆にみなさんが、損得度外視で誰かのために力を尽くしたくなったりしたこともあると思います。実際に力を尽くした経験もあるかも知れません。ボランティア活動もそのひとつです。
いろんなところでいろんな思惑の中で、いろんな人が表に裏に活動し、その結果としてある人やある会社が、飛躍的に成長したり、大きく何かを変えるキッカケを作ったりしていきます。
懸命に頑張っているのになぜか鳴かず飛ばずな人と、懸命に頑張っていることに比例して成果が出ている人と、さほど頑張っているように見えないのにぶっ飛んだ成果を上げている人と、それらの境目についてこれからも注視していきたいと思っています。
また、今後の活動からなにか分かったことがあれば、こちらのブログやメルマガでも共有していきますね。
人気記事
当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
手軽に学び始めたいという方はこちら
日本で唯一の
ESに特化したメルマガ
2008年の創刊以来、毎日配信し続け5940号。
採用や組織作りを中心とした現役経営者の思考を学べる
1ヶ月間無料の日刊の会員制メールマガジンです。
対談企画
代表の藤原清道が、株式会社ワイキューブ創業者で境目研究家の安田佳生さんと対談しています。
サービスについてご質問などがございましたら、こちらからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら