愛情とは見返りを求めないもの。商売との両立は?
愛情は見返りを求めないのが本来の姿です。見返りを求めないのは、表面上だけでなく心の奥底でも、です。
愛情の鞠(まり)は、ただただ相手に向かって、ていねいに投げること。もちろん戻ってくることを期待せずに。
ただ、愛情と商売を一緒くたにしてはいけません。
愛情を持って商売を行うことは良いことですが、商売は商売。仕事は仕事。それは家族や同じ職場で働く仲間に向けた純粋な愛情ではありません。
商売の場合は、相互利益。相互利益をコミットできない相手とは、商売をすべきではありません。利益はこちらだけが多くてもいけませんし、こちら側の利益を考えないような相手とは付き合いを避けなければいけません。
最高に充実した人生はここから生まれる
一方、商売から始まった相手と、心の人間関係が構築される場合があります。そして商売を超越した付き合いに発展する場合があります。
その場合、お互いが相互利益を度外視するような「愛情の鞠」を投げあってしまうようなこともあります。
ちょっと話がそれましたが、あまり複雑に考えずに、純粋にこうやって生きれば人生は最高に充実して、幸せなのだと思います。
愛情の鞠を投げ、その鞠は戻ってくると思わないこと。
特に、経営者やリーダーは、自社の従業員やチームメンバーに対して、見返りを一切求めること無く愛情の鞠を投げ続けることができなければいけません。
従業員・チームメンバーから愛されていない会社は、どんな秀逸に見える仕組みがあっても、これからの時代は成長できないでしょう。
その理由は、私の日刊メルマガでくどいくらいに伝え続けておりますので、それが理解できていればあとはやるべきことをやるのみです。
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当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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