十人十色のキャリア選択を考える。
生き方も働き方も十人十色。日本でもようやくそれが認められるようになってきました。
しかし、一方でそれを履き違えている人も少なくありません。
一つ一つの企業やチームには、理念や方針などで価値観が示され、そこにはルールもあります。どの企業やチームに属するか、はたまたどこにも属さずに自分ひとりの力で生きていくかを、誰もが自由に選択することができますが、どこかに属したり何かのプロジェクトの一員として何かをやろうとするなら、所属組織の理念やプロジェクト毎のルールにしっかりと合わせていく必要があります。
一方、自分で新しく組織やプロジェクトを立ち上げる場合、しっかりと価値観をオープンにして、参加する人が何をすべきか何を求められているのかがわかりやすく示されていなければなりません。
組織との共存における個々の選択
どんな考え方でどんな生き方をするか、誰もが自分の意思で自由に決めることができ、誰からも生き方を制限されることはありませんが、どこかの組織やチームに加わったり協業するのなら、その組織やチームの理念やルールをかき乱す自由はありません。
組織やプロジェクトの理念やルールに自分が合わなくなったら、合わなくなった人がそこから去らねばなりません。
どこかの組織に所属していても、その組織の価値観に沿ったことをやりたくないのなら、その組織を去るべきですし、それは経営者だとしても例外ではありません。
自由に生きる。
自由に働く。
「誰もが自由だからこそ、他人の自由を侵してはならない」のです。
経営者のための幸福な働き方:ウェルビーイングとエンゲージメント
ですが、例外はあります。
腐敗した組織やプロジェクトを、正しい理念を基にぶっ壊したいということがあるかも知れません。
この例外を話し始めると終わらなくなりますので、今回の記事ではこの例外には言及しません。
ましてや、価値観や理念に「正しさ」を持ち出したら、そこには絶対的な答えはありません。
この究極の行き着く先は戦争ですね。
日本国内では昭和20年以降、約80年戦争のない状態が続いていますが、世界では戦争がなくなりません。
人間が人間である以上、残念ながら世界から戦争をなくすことはできない気もします。
ウェルビーイングとはなにか?
従業員エンゲージメントとはなにか?
幸せな働き方と生き方に対する自分なりの答えを、経営者やリーダーという立場で仕事をしている人は、もっておかなければならないのです。
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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