元ワイキューブの社長で境目研究家 安田佳生さんとの対談企画
人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、安田佳生さんと対談していきます。
雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。
第39回目は【経営も商売も「非合理的で非論理的」な人間が相手】という内容です
私のメールマガジンの以前の配信で、「人間という非合理的で非論理的な、想定外の反応をする生き物を理解すると、会社経営はうまくいく」という内容を書きました。
読者さんの中には、その時の内容をなんとなく覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
この私が書いたメールマガジンの内容に安田さんが共感してくださったことがきっかけとなり、今回はそこを掘り下げるような形での対談となりました。
誰もが、非合理的で非論理的で、想定外の反応をする人間なのに、なぜか自分が仕事をするときには、自分のことを棚に上げて、お客様や自分の上司や部下、取引先の担当者が、合理的な判断や行動をすると思い込んでしまってるのです。
「安くてオトクなキャンペーンなのに、なんでたくさん売れないんだろう?」
「今年の新入社員は意味わからん。自己主張ばかりでいいと思っているのか?」
「〇〇社の今の担当はダメだな。自分のミスをすぐに隠そうとするし」
「うちの旦那マジ腹立つ。休みの日にゴロゴロされるのホント迷惑!」
みたいな事を言っているような人、結構いますよね(笑)
こういう事を言う人は、人間という生き物の理解が足りていません。
人間なんて、みんな例外なく、非合理的で非論理的で、思っていることと矛盾するような発言や行動をする生き物です。
それが分かっているようで分かっていないから、上述のような発言が出てしまうんですよ。
と言っても、論理的に思考し、論理的に行動しようとするのも人間です。
全てにおいて非合理的で、非論理的なわけでもありません。
このバランスをどのように考えて、どのように仕事や日常生活に取り入れていくのがよいのか。
みなさんは、考えたことありますか?
商品開発も、組織開発も、事業開発も、人間を理解しなければ絶対にうまくいきません。
今回の対談の内容が、皆さんがこれから人間を理解していくための、何かの参考になれば嬉しく思います。
以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!
【経営も商売も「非合理的で非論理的」な人間が相手】
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第39回目
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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