
安田佳生さんとの対談 70【守られる国から守りたくなる国へ】
人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、株式会社ワイキューブ創業者の安田佳生さんと対談しています。
雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。

対談「守られる国から守りたくなる国へ」のご紹介
先週公開された、安田佳生さんとの連載対談をご紹介します。
タイトルは【守られる国から守りたくなる国へ】。
一見すると重たいテーマかもしれませんが、今回の対談は非常に読みやすく、短時間で読み終えることができます。それでいて、読む人自身の中に「国を守るとは何か?」という本質的な問いを残す内容です。
世界秩序はなぜ崩壊しつつあるのか?
現在、世界の安全保障体制において最も顕著な変化のひとつが、「力による現状変更」が国際社会で黙認される傾向にあることです。
たとえば北方領土。かつてソ連(現ロシア)に力で奪われた領土について、日本は正当性を訴え続けていますが、国際社会では事実上黙認され、結果的に現状が固定化されています。
そして同様の構図が、21世紀の今も、世界のあちこちで繰り返されているのです。
国連はなぜ機能不全に陥っているのか?
国際社会の平和と秩序を維持するために設立されたはずの国連。しかし現在、その限界が明らかになっています。
特に問題なのは、国連安全保障理事会の「常任理事国制度」。ロシアや中国といった大国が拒否権を持つことで、どれだけ明白な違法行為があっても、国連がそれを止めることができないという構造上の欠陥です。
国際法を破っても罰せられない国が存在するというこの現実が、世界秩序の根幹を揺るがしています。
「戦勝国クラブ」が変わらない限り世界は変わらない
現在の国連安保理は、第二次世界大戦の戦勝国が永久的に支配権を持つ“戦勝国クラブ”のような状態です。
本来であれば、この制度の問題点に対して声を上げるべき立場にある国々のリーダーも、この「不都合な真実」には触れようとしません。なぜなら、それが現代の国際政治における最大のタブーだからです。
民間人・経営者こそが国防について考えるべき理由
こうした国際秩序の崩壊と制度的限界を前に、私たち民間人や企業経営者は「国防は国家の仕事」と無関心でいてよいのでしょうか。
国家が自動的に守ってくれるという前提が崩れた今、自らの生存や暮らしをどう守るかを考える必要があります。
「ルール通りにやっていれば安全」
「国がなんとかしてくれる」
そういった甘い幻想から脱却しなければ、生き残ることすら難しくなる時代が来ているのです。
「国を守る」とは誰の仕事なのか?
今回の対談は、難解な専門用語や政治的イデオロギーを抜きにして、私たち一般人が国防について思考する出発点となるよう意図しています。
よろしければ、ぜひ全文をお読みください。
→ 安田佳生さんとの対談を読む
以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!
【守られる国から守りたくなる国へ】
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第70回目
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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