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従業員満足度(ES)の基本の「キ」

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最近、

「藤原さん、ブログ読ませていただいてますよ~」

ってリアルで会う人に言われる機会が増えた今日この頃。

しかしびっくりするのが、
読んでくださっている方って、勉強熱心かつ、
起業家精神をお持ちの方がとても多いということ。

うれしいやら恥ずかしいやら、
どうやらそういう方たちに響く内容になっているようです。

なんてことを知ると、急に筆の走りが鈍くなってしまうのですが、
(志の高い人に読まれていると考えると、それなりに立派なことを
 書かなければいけないのではないかとビビってしまうので…)

でも、
読んでくださっている方のことを想像して緊張したからといって
それで良い文章が書けるわけではありませんので、
まぁ、いつもどおりに行きたいと思います。

なんて前置きが長くなりましたが、今日はこんな話題。

ESの基本の「キ」は、仕事の成功

このブログは、かれこれもう2年近く同じテーマで書き続けていますが、
まぁ、いまさら言うまでもなく、テーマはタイトル通りのES。

ES、ESっていうと、

・職場環境とか、
・福利厚生とか、
・インセンティブとか、

そういった類の、仕事そのものではない
テクニカルな周辺の事柄に目がいきがちなのですが、

ES(従業員満足度)の本質、というか基本の「キ」は、仕事そのものなんですね。

というのを、弊社スタッフのみなさんの

・仕事をしている真っ最中の表情、
・または、やり遂げた後の表情、
・はたまた、ハードな仕事への取り組み姿勢、

を身近で見ていて、あらためて気づいたんです。

人は大人になると、
口先ではいろんなことがなんとでも言えるようになりますが、

今この瞬間、状況、状態、環境に

・心から満足しているのか、
・多少なりとも不満があるのか、

そういったことは、どんなに隠そうとしても、
表情や声のトーンのわずかな変化から正確に読み取れてしまうものです。

そんなことを意識しながら、スタッフの皆さんとコミュニケーションを
とっていると、本当によく見えるし、本当によくわかるんです。

どういうときに、ES(従業員満足度)が高くなるのか、ということが。

そしてあらためて思い出させてくれた、
ES(従業員満足度)の基本の「キ」。

どんなに高いお給料や、どんなに充実した福利厚生も
(もちろんそれらも超重要ですし、それらも常に最高レベルで提供できる組織をめざしていますが)
目の前の仕事での成功体験や、お取引先様(お客様)からいただく賛辞と
比較すると、足元にも及びません。

そう、当たり前すぎることではありますが、
ESの本質、というか基本の「キ」は、仕事そのものなんですね。

・月曜日の朝が楽しみでしょうがない
・休日も気がついたら仕事のことを考えている
・仕事の話をしている時が一番輝いている、と家族に言われる
・どんな状況下でも気分にムラがない

ES(従業員満足度)の高い職場においては、
優秀な従業員ほど上記のような状況に自然となっていきます。

そうなって欲しい、なんて言うまでもなく、
優秀な人から順番に、面白いくらい自然とそうなっていきます。

そしてその優秀な従業員のマインドを構成するメインファクターは、
給料や福利厚生ではなく、仕事そのものでのやりがいなんです。

しかしこの、基本の「キ」ができていないうちに、
“従業員満足度向上策”みたいなテクニカルなことに傾倒してしまうと
本末転倒・・・、本当の意味でのES向上にはつながりません。

そう、絶対につながりません。

当たり前のようで忘れがちなんですね、コレ。

ES(従業員満足度)の本質・基本をいつまでも忘れないように
がんばっていきたいと思います!

あとがき

週末だというのに、今日も弊社の主力スタッフはバリバリ仕事中。

横浜から500キロ以上も離れた兵庫まで来ている私のもとまで
電話やらメールやらで、いろんなことを報告・連絡してくれた彼らの
声や文面からは、プロフェッショナルらしい輝きがにじみ出ていました。

もっともっと、もっと
私自身が成長し、がんばらなきゃヤバいですね。

優秀な従業員さんたちの成長が、最近は心地いいプレッシャーです。

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当社の「従業員」の定義

当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。

一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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