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経営者には事業選択の自由が常に与えられている

  • 公開日:
sentaku

職業選択の自由が憲法で保障されています。
雇用される側は、雇用される企業を選ぶ自由が
与えられています。

ですから、
嫌な会社や組織に留まり続ける必要はなく、
自分の意志で自由に働く会社や組織を
変えることができる、ということです。

儲かる業界で儲かるビジネスをやるべし

一方、経営者はビジネスモデル、事業を選ぶ
自由が与えられています。

自分が仕事をしている業界は儲からないとか
言っている経営者がいますが、笑止千万。
儲かる業界で儲かるビジネスをやればいいだけ。

私たちはどのフィールドで
どんな戦い方をしてもいいのに、
今のビジネスで儲かっていないとしたら、
それは恥ずべきことです。

どんな事業をえらぶべきか

ちなみに、ビジネスを選ぶとき、
ざっくりふたつに分けるとしたら、
生活必需品系のビジネスを行うか、
生きていくことに全く必要のないビジネスを行うか
に分けられます。

生活必需品系とは、衣食住ビジネスはもちろん、
現代で言うところの必需品、携帯電話や乗用車、
理美容や医療機関、書籍や音楽・映像関連も
広義の生活必需品系といえます。

しかし、誰もが必要とするようなもの(生活必需品系)
に関するフィールドでビジネスをしようとすると、
そこには多数の競合があり、高い収益性を確保できる
ビジネスモデルをつくることは突出した才能がなければ
なかなか難しくなります。

ないと困るものは世の中からなくなりませんが、
多くの人や企業がないと困るもの、つまり生活必需品を
作り続けますから、商品が溢れ価格が崩れます。

そのような中で勝つことは本当に難しくなります。

対して、世の中からなくなっても
大きく世の中が変わらないようなビジネスは、
基本大手資本が入らないため、突出した才能のない人間でも
ニッチな層のニッチな需要を正確に把握して
戦略的にビジネスを組むことで、
比較的高収益ビジネスモデルを作ることが可能になります。

選択の決済権は誰が持っているのか

職業選択の自由が保障されている現代の日本。
雇われる側には、会社をえらぶ自由が与えられていて
経営者側には、事業をえらぶ自由が与えられています。

選択の最終決済権は、常に私たちが持っています。

自分に突出した才能があると思うのなら、
生活必需品系のビッグマーケットに出ていけばいいでしょう。
強い敵が集う場で自分の力を見せつけてやればいいのです。

無論わたしは、
そんな血で血を洗うようなマーケットには出ていきません。

みなさんは、職業選択の自由が保障された国で、
何を仕事にしていらっしゃいますか?

私たちがどんなビジネスモデル、事業を選択するのかで
自社で働く全従業員はもちろんのこと、その家族の
未来にも大きな影響が出てきます。

今の事業がもう成長しないと判断したら、
そのことにグズグズと愚痴を言っていないで、
さっさと新しい事業に転換すべきです。

責任ある経営者として。

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