人間の意志の弱さに辟易します。
というのは実は私自身のことでして、
何かをやろうとか、何かをやるまいとか、
そういうことを自分で決めても、
すぐに自分との約束を破ってしまいます。
例えば、ランニング。
ランニングをすることで
体調がとても良くなることが体感的に分かっていますので、
継続しようと決めたのに、なぜかランニングをしない日が
少しずつ増えていきます。
しかし、
自分は意志の弱い人間であることがわかっているため、
どうすれば自分との約束を守ることができるかを
真剣に考えたつづけた結果、
苦手なことは考えることで克服することができ、
そこに例外はない、ということもわかりました。
天才肌の人は、
考えずにやっても結果を出すことができてしまうため、
ひとつひとつの行動に対して「考える」という癖が
ついていません。
しかし、わたしは何事も考えてやらなければ
結果を出すことができないだけでなく、
ズルズルと堕落の道へと吸い込まれてしまうため、
日常的に深く深く考える、という癖がつきました。
ちなみに、
ズルズルとランニングをしない日が続いてしまうことを
打破するために考えたアイデアは、
友人を巻き添えにして定期的にマラソン大会に
エントリーすること。
こうすることで、
日々のランニングに心地よい強制力が生まれ、
ズルズルとだらけてしまうことがなくなったのです。
仕事も、家族との時間確保も、
何もかも、考えに考えて取り組むことは
私にとってごく自然なことなのですが、
そうなったのは、自分自身の意志の弱さゆえ。
天才に生まれなくて、心からラッキーだなと感じています。
未熟な人間だから考えることに注力し、
いや考えないと生き残っていけないから
必然的に考えることに注力し、
結果としてこうしたメルマガも書けるようになりました。
従業員満足度という経営目的にたどり着くことができたのも、そのおかげなのです。
人気記事
当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
手軽に学び始めたいという方はこちら
日本で唯一の
ESに特化したメルマガ
2008年の創刊以来、毎日配信し続け5940号。
採用や組織作りを中心とした現役経営者の思考を学べる
1ヶ月間無料の日刊の会員制メールマガジンです。
対談企画
代表の藤原清道が、株式会社ワイキューブ創業者で境目研究家の安田佳生さんと対談しています。
サービスについてご質問などがございましたら、こちらからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら