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安田佳生さんとの対談 18【無価値なものに目を向けよう!】

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元ワイキューブの社長で境目研究家 安田佳生さんとの対談企画

人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、安田佳生さんと対談していきます。

雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。

第18回目は【無価値なものに目を向けよう!】という内容です

安田さんとの対談も、すっかり私の日常の中に組み込まれ、人生に無くてはならない習慣となりました。

安田さんは、普通の人では考えつかないようなぶっ飛んだ発想を持った人で、ただ目的もなく雑談しているだけでも、自分の脳内の日常では使っていないところに刺激が入ります。
ただ、そう思っているのはあくまでも私の主観。私ばかりがメリットを享受しているのでは、安田さんとの関係も長く続かなくなってしまいますので、安田さんにも「藤原と話をした時間が有意義だった」「今日も楽しい時間だった」と感じていただくことができなければならないと思いながら、週に一回公開される対談に向き合っています。

実はこの対談企画が始まるまで、約一年に渡って毎月「雑談だけをする」というお付き合いをしていました。

以前に安田さんが、「雑談しませんか?」というユニークなサービスを展開されていて、「これは面白い!」と思ってそのサービスに乗っからせていただいたのです。

そもそも、「雑談」というものに目を向けるという考え方が面白いじゃないですか。

多くの人が、雑談なんか「無価値」だと思っていると思います。
しかし、雑談からユニークなビジネスが生まれたり、雑談からお互いの人生を豊かにするような深い人間関係に発展したりするようなことが、世界中で今も昔も少なからずあるわけで、そう考えたら雑談にも価値があると私は思っていました。

しかも、社会人経験がある程度あるような方にとっては、「お金」よりも「時間」のほうが、遥かに希少性が高く価値も高いわけです。

その非常に価値の高い「時間」を使わないとできないのが「雑談」です

それなりに人生経験を積み重ね、資本主義経済の中での生き方をそれなりに理解している人はみな、お金よりも時間を大切にしています。
お金は無限に稼ぐことができますが、時間は常に有限で、誰もが今日より明日のほうが人生残り時間は少なくなっています。

若い頃は多くの人が、時間よりもお金のほうが大切なので、10,000円の商品を、少しでも安く売っている場所がないかを30分かけて探して(30分かけてインターネット上を探し回って)、9,000円で買えたら、「めっちゃ得した!」「安い商品を買えた自分偉い!」と考える人も、社会人経験が浅くて若いうちは少なくないと思いますが、一定の経験を積んだあとは、これが逆転します。

仮に1万円の商品を5,000円で買えたとしても、その5000円の商品を探すのに30分かかってしまったのであれば、大損こいたと考えるようになりますよね。おそらく、このメールマガジンを読んでくださっている方の多くは、このように考えると思います。

もし30分の時間を買えるのであれば、5,000円どころか1万円、いや2万円出しても惜しくはないと考えるのが、資本主義経済下で、その仕組みに真剣に向き合って生きてきた人たちの価値観です。
そして、時間の価値が高まれば高まるほど、時間を買うことに多くのお金を出せるようになればなるほど、多くのお金を稼げるようになります。

例えば、ある文書作成に1時間かかるとして、その文書作成を2万円で請け負ってくれる人がいるとしたら、「2万円で1時間の時間を買った」と考えることができますよね。
自分が時間を使って行っているあらゆる実務を、お金を払って外部に依頼することで自分の時間を生み出すということを、多くのビジネスパーソンは当たり前のようにやっていると思いますが、その払うお金が多くなればなるほど、自分が稼げるお金も多くなるということです。

ということで、希少性が高く貴重な貴重な自分の命の時間。
その時間を使って行う「雑談」が無価値だと考える発想自体が、私はちょっとおかしいんじゃないか?と思っていたのです。

その、多くの人が無価値だと思っているであろう「雑談」に価値を見出して価値をつけたのが、安田さんです。

私は安田さんとの一年間の雑談を通じていろんなことを学び、いろんな気づきを得ました。
それが、現在の週イチの連載対談に繋がったのです。

今回の雑談テーマ、もとい対談テーマは「無価値の価値」です。

以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!

【無価値なものに目を向けよう!】
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第18回目

ほとんどの人が無価値だと思っているものの中に、価値を見出すことの面白さを知ってもらいたい。 無価値だからこそ価値がある。

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一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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