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安田佳生さんとの対談 32【学校教育のレールから降りて見えたもの】

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元ワイキューブの社長で境目研究家 安田佳生さんとの対談企画

人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、安田佳生さんと対談していきます。

雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。

第32回目は【学校教育のレールから降りて見えたもの】という内容です

私藤原が、学校教育の仕組みの中で落ちこぼれ、学歴がないまま社会人になったということは、私のプロフィールページを読んだことがある方なら、よくご存知のことと思います。

しかし、学歴に対する執着を持たずに学校教育のレールから降りたおかげで得たものはたくさんありますし、見えてきたこともたくさんあります。

ある特定の職業に就くことを目指すなら、ある特定の職業をへの扉を正面玄関から開けようとするのなら、一定の学歴が必要という側面があることは否定しませんし、それも事実です。

しかし、「人生を楽しみたい」「心豊かに生きていきたい」という想いを実現するためには、学歴は必ずしも必要ではなく、むしろ一切関係ないと言っても過言ではないと私は思っています。

学校教育のシステムや世界観が肌に合う人は、その世界で頑張って進めばいいでしょうし、野球やサッカーなど各種スポーツのシステムや世界観が肌に合う人も同様に、その世界で頑張って進めば良いわけです。

しかし、学校の勉強が嫌いだったり、学校教育のシステム・レールが自分の感性に合わないのであれば、頑張って無理にそこに合わせるよりも、そこから早々に降りてしまって、自分が輝ける場に行ったほうが、「人生を楽しむ」「心豊かに生きる」ためには、より良いだろうと私は思っています。

人生を豊かに楽しく生きるために、学歴がなくて困ったことは一切ありませんでしたし、私は3人の子供たちにもその事を伝え、そして父親としての生きる背中を見せてきました。

結果として
長女(27)は、早めに学校教育の王道からはそれて自分の好きなことを探求し、現在は海外で好きなことで自由気ままに生きていて

長男(25)も、学校教育のレールを降りることはしなかったものの、普通の科目の勉強はあまりせずに思いっきり外れた道を進んだ結果、受験した大学のほとんどは不合格。唯一、試験科目が「英語と論文のみ」(その他科目の学力は一切問われない)という慶應大の総合政策学部に合格したものの、一般企業に就職せずに自分で商売の修行のような働き方を始め、

次男(23)だけは、学校教育のレールが肌に合ったようでその世界で狂ったように勉強して東大に合格。現在は同校大学院のラボに毎日入り浸って、研究に明け暮れる日々。

人生において大切なことは、他人が敷いたレールの上で、他人が決めたルールの中で生きることを拒否することから始まると、私は真剣に思っています(異論歓迎)

もちろん、他人が敷いたレールの上で他人が決めたルールに則って生きることが「心地いい」「最高に幸せ」と感じるのであれば、そこで生きることを拒否する必要はありません。
しかし、どんな世界でもそこに居心地の悪さを感じるのであれば、その世界で生きることを拒否して良いのです。いやむしろ拒否すべきなのです。

私も妻も三人の子供たちも、自分にとって居心地の良い環境を追求・探求し続け、世間の常識や他人が決めたことにとらわれることなく、今自分が生きる世界で、自分の意志で自分にとっての居心地の良さを得ています。

学校教育のレールに乗ることを唯一自分の意志で選んだ次男ですら、現在は答えのない世界で自分なりの答えを求めながら生きています。

学校教育のレールから降りたことがない人のほうが一般的には多いと思います。
(私の周りには比較的そういう人が多くいますが)

そういう経験をしたことがない人は、社会に出てからも大きな力によって作られたレールから降りることに怖さを感じている人はいるかも知れません。

でも、レールなんて、自分で敷けば良いのです。自分が歩きやすいように。
その方が圧倒的に人生は楽しくなりますし、自分で敷いたレールのほうが豊かになれる確率も上がるんですよね。

以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!

【学校教育のレールから降りて見えたもの】
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第32回目

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一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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