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対談|「人生を豊かにする働き方」とは?──ESを支える“利他的な動機”の力

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安田佳生さんとの対談 68【人生の豊かさは利他の中にある】

人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、株式会社ワイキューブ創業者の安田佳生さんと対談しています。

雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。

定着と報酬の関係

連載対談のご案内

今日は今週公開された安田佳生さんとの連載対談をご紹介いたします。

公開された対談は【人生の豊かさは利他の中にある】というテーマです。
→ https://brand-farmers.jp/blog/fujiwara-68/

利己的だった20代の自分

20代のころの私は、ものすごく利己的な人間だったと記憶しています。
自分や自分の身近な人が「得」をすることを優先していました。

また、自分に得のないことに、時間や労力を費やすことには意味がないとすら思っていました。

学生時代のバイトや、20代前半の雇われ意識で仕事をしていた頃の私は、
「給料が変わらないのなら仕事は楽な方が得」
「仕事が大変なのに給料が少ないのは損」
だと、信じて疑っていませんでした。

「自分のために頑張るべき」という思い込み

そして、当時は、「自分のために頑張ればいい」「他人のためとか、世の中のためとかそういうことよりも、自分のためになると思って仕事をしたほうが頑張れるでしょ?」というアドバイスをしてくれる先輩もいて、我が意を得たりと、自分や自分の身近な人のためだけに頑張ればいいと思っていたのです。

自分だけのためでは、力が湧かない

しかし、そういう意識だった私も、紆余曲折を経て、「自分のため」だと自分自身に大きな力が湧いてこないだけでなく、何より利己的な自分に対して協力的になってくれる人はほとんどいない(ごく一部はいましたが)ことに気づき、自分の思考と行動を少しずつ変革していって今に至ります。

利他の価値に、多くの人がすでに気づいている

おそらく、私がわざわざ言うまでもなく、多くの方がとっくに気づいていることだと思います。

自分の人生を楽しく豊かで充実したものにしたいという欲求をとことん突き詰めると、
自分のためではなく、他人のためや社会のために本気で尽くしたほうがいいということに。

成功者たちはなぜ利他的になるのか?

多くの著名人や成功者と言われている人たちが、年齢を重ねるごとに利他的になっているのは、人生を達観し悟りを開いたからではなく、

どれだけ多くのお金を手にしても、どれだけ多くの権力を持ったとしても、
心からの幸せや豊かさは、他人や社会のために尽くしたことから得られるものと比較すると、
自分のためのお金も権力も、実は深い幸せや豊かさや満足度にはあまり役立たないことに気づくからです。

ということを考えた時、利他というのは利己の延長線上にあるようにも思えるわけですが、皆さんはどうお感じになるでしょうか?

人生の豊かさとは何か?

人生の豊かさとはなにか?

豊かさの一要素としては、経済的豊かさというものがありますが、それはあくまでも一要素に過ぎません。

社会的地位が上がり、経済的自由を手に入れ、一定程度の権力もある状態になっても、
それだけで人生の総合的豊かさを享受できるわけではないことは、歴史上のさまざまな人たちの人生を知るとよくわかります。

豊かさとは「心の充実感」と「繋がり」

豊かさとは、他者や社会への貢献によって得られる心の充実感
そして周囲との温かい繋がりから生まれるのです。

利他とは、単なる善意ではなく、人生をより豊かにするための本質的な要素であるということ。

以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!

人生の豊かさは利他の中にある
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第68回目

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当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。

一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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