オンラインでも問題ないからこそ、オフラインでいく
今日は大阪府内の北部と東部界隈で活動しています。
自分および自社が行うビジネスの現場について、信頼している部下からの報告と、テクノロジーを利用した各種データによって、そこそこ正確に把握できていると思っておりましたが、最近ちょっと気になることがあり、それを確かめるために今日は大阪入りして現場に出向いてみることにしました。
数日前より入念に準備し、また身体の状態も脳の状態も最善に整え、感性を研ぎ澄まし、限られた時間の中で最大限のことを感じ取るべく、集中していくつかの現場へ訪れました。
ある程度のことは事前に想定して現場に向かいました。そして、訪問先の現場の方々にお時間をいただき、今現場で起こっていることを、現場を見ながらヒアリングしてきました。
デジタルデバイス越しには見落とすものがたくさんある
もう今さら言うまでもなく分かりきっていたことではありますが、やはり現場に来なければわからなかかったことがたくさん見えてきました。
近年はテクノロジーの進化により、世界中のどこにいても、デジタルデバイスとインターネット環境があれば、あらゆることを正確に把握することができます。しかし、現場に出向き現場にいる人たちと面と向かって言葉を交わすと、デジタルデバイス越しには見えなかったことや感じられなかったことが、はっきりと分かってくるのです。
インターネットもPCも携帯電話も無かった時代は、物理的に現場に行かなければ分かり得ないこと知り得ないことがたくさんありました。しかし今は、テクノロジーを駆使することで、物理的に現場に出向かなくとも現場のことを正確に把握することができるようになりました。であるがゆえに、現場の重要性が、多くの人の中で下がってきたのではないかと感じています。
しかし、今現在でも、最新のテクノロジーでも拾うことのできない小さな小さな動きが現場にはあり、それを取るに足らないことと断じてしまうと、未来から現在に向かう大きな流れを読み誤ってしまう可能性が高くなります。
5Gになってもテクノロジーでは拾えないものがある
今日一日で、私は大きな大きなものを得ることができました。
テクノロジーでは拾うことのできない小さな小さなものが、未来に大きな大きな影響を与えることがはっきり見えました。いや、現場に来れば、それが小さなものではないことが分かります。しかし、有能な第三者からの報告や、デジタルデバイス越しの優れたデータからは、取るに足らないことにしか見えないのです。
世の中で起こるあらゆる変化には、必ず兆しがあります。
驚くべきことが起こる兆しを見逃すところでした。
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つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
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一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
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