利己的な組織が抱える長期的リスク
本来組織は、世のため人のために存在しているべきものです。
オーナーやその周りの人の私利私欲を満たすための組織も、日本には少なからず存在しているという現実はありますが、そのような組織は生き残っていくのは本当に難しくなります。
特に、組織が大きければ大きいほどそれが難しくなり、事実上生き残っていくことはできなくなります。
とはいえ、誰もが人間ですから、自己を中心に物事を考えてしまうという側面があることも認めねばなりません。それを認めた上で、自分たちを律する仕組みを作ろうと努力するからこそ、世のため人のために役立つ人間、組織へと進化することができます。
利他性が組織と人を育てる道筋
そして正しく進化していくことを志したら、多くの課題に向き合うことになります。その課題が組織と組織に所属する人間を育ててくれます。
ただ、課題解決には行動が必要です。課題に向き合うということは、その課題解決に向けた行動をし続けるということです。
問題や課題があることを喜び、人も組織も利他的思考を基本にして生きていく。
それが組織にかかわる一人ひとりの人生を豊かにする最良の方法です。
私利私欲を中心にして努力を積み重ねても、短期では経済的な豊かさを得ることはできますが、それでは長期的に物心両面での豊かさを得ることはできません。
結局、どんな人が何をやっても、自己中心的なやり方では、自分と自分の周りの人たちを物心両面で豊かにしながら長期的に生き残っていくことは不可能で、これに例外はありません。
世のため人のためは、単なる綺麗事ではなく、そうしないと自分も自分の周りも長期的繁栄ができないのです。
人気記事
当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
手軽に学び始めたいという方はこちら
日本で唯一の
ESに特化したメルマガ
2008年の創刊以来、毎日配信し続け6000号。
採用や組織作りを中心とした現役経営者の思考を学べる
1ヶ月間無料の日刊の会員制メールマガジンです。
対談企画
代表の藤原清道が、株式会社ワイキューブ創業者で境目研究家の安田佳生さんと対談しています。
サービスについてご質問などがございましたら、こちらからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら