従業員満足度を追求する意味
従業員満足度を追求していくと、究極的には甘えた人間が一人もいなくなります。
これは、拙著「新・従業員満足度 ES2.0」で詳しく書かせていただきました。
従業員満足度を高めるというと、甘く優しい組織を作るのではないかと勘違いする人がいますが、全くそんなことはありませんし、従業員満足度の本質が理解できていれば、そんな勘違いをしようもありません。
人としての優しさのようなものは、すべての立場の人間があらゆる場面で必要ですが、間違った優しさや援助は、人間を弱くしてしまいます。
厳しめのルールで、従業員を保護や抑制をしようとする経営者がいますが、それも度が過ぎると役に立たない人間を生み出してしまいます。それは、会社にとっても従業員にとっても百害あって一利なしです。
もちろん例外はありますが、例外をあたかもメインに考えるのは、大きく道を踏み外す始まりとなりますので注意が必要です。
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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