熱い気持ち、崇高な志
それなら誰にも負けない!!
あなたはそう思っているかも知れませんが、
経営に必要な要素はいうまでもなくそれだけではありません。
ましてや、起業となればなおさらです。
熱意や志があることはそれはそれで素晴らしいことです。
しかしそれは必要条件ではありますが、十分条件ではありません。
カンペキな事業計画をつくり、
多くの人から共感される理念を掲げ、
意気揚々とスタートさせた事業も、
10年後まで生き残っている人(会社)は10%以下というのが
曲げようもない現実です。
必要条件と十分条件の違いをはっきりとさせておくこと。
起業すること自体は勢いがあれば誰でも簡単にできますが、
事業の継続(しかも利益を上げながら)は、想いだけではどうにもなりません。
では、どうすれば良いのか?
10年後も生き残ることができるようなトップ10%になるために
どうすれば良いのか?
優秀な経営コンサルタントのお世話になれば良い?
クライアントの成果にコミットするような
本物のコンサルタントにお世話になれるのであれば
それもひとつの方法です。
しかし多くの場合、
コンサルタントのアドバイスを表層的に実践しても
思うような結果に結びつきません。
なぜならば、コンサルタントのアドバイスの多くは、
その会社の財務状況を無視して行っているからです。
分かりやすくいえば、
まったく同じステージにいる二社の会社があったとして
今、一億のキャッシュがある会社と
毎月ギリギリの自転車操業をしてる会社と
有効な施策が一緒なはずがないということです。
(まぁ実題、ここまで分かりやすい事例はありませんが…)
そう考えたら、本やセミナーで得た知識を
自分なりの加工をせずに即実践することがいかに危険なことかが
おわかりいただけるかと思います。
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一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
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