最近は、ちょっとの隙間時間にでもバイクに乗ることで自分のマインドをリセットできることにあらためて気付き、積極的に活用するようになりました。ま、もともとバイク好きの私ですから、ここでバイクの魅力を語り出したら、原稿用紙30枚分くらい止まらなくなりますので(笑)、ここでは、読者の皆さんにも関係があるだろうことの話題に絞ってお届けいたします。
今はどこにいても携帯電話が手元にあって、どこでもインターネットが繋がっていて、自分が必要としている以上の情報が、望む望まないに関わらず自分の身に降りかかってきます。情報は多ければ多いほどいい。そんなことを無条件に信じてはいませんか?経営者はスピーディーに判断決断をしなければなりませんが、判断には少しでも情報が多いほど良いのでしょうか。いやいや、情報が多ければ多いほど正しい判断ができるなんて大きな間違い。もしそうだとしたら、携帯電話や自動車がなかった時代に生きた坂本龍馬や徳川家康よりも、私たちの方が正しい判断ができるということになりますよね。でも実際はそうではありません。情報ややるべきことの取捨選択が上手な人が正しい判断のできる人なのだと思うのです。
こんな時代だからこそ、情報を遮断するような「圏外」に意識的に出掛けていくことで自らの感性を定期的に研ぐという作業がとても大事になってくるはずです。そういえば数年前に石垣島に行ったときに、島のほとんどで携帯電話が圏外になったことを思い出しました。外界から一切の連絡が無い状態の中に自分を置き、自分の五感を研ぎ澄ますことで、圏内では感じることができない様々なことを感じそれが圏内に戻ってきてからも生かされていることを思うとやはり、「圏外」で過ごす時間が今後一層大事になってくるだろうと確信しています。
話をバイクに戻します。
バイクに乗るということは、自分の身を「圏外」におくことを意味するのです。バイクに乗っている最中は、電話もメールもインターネット環境もすべてなくなる「圏外」となりますので、まさにこの大事な時間をつくることに最適な環境というわけなのです。ずーっと毎日をPCの前で過ごしている人は要注意。「圏外」に出る価値が分かる人がようやく増えてきた最近。バイクに価値を見いだす人が今後増えてくる予感がします。
追伸:バイクに乗りながらも圏外にならない方法も今は開発されていますが、そういうものを使わないような古き佳きバイクとの関わり合い方がお勧めです。
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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