
この記事は、前回の年金制度の本質に迫る記事の続きです。
前回の記事を読んでから、ここに戻っていただけると、より小泉進次郎氏の発言に関する真意が、深く理解できると思います。
小泉進次郎氏の「80歳受給開始」発言とその波紋
(年金の受給開始年齢は)80歳でもいいのではないのか
これは、令和6年に大炎上した、自民党の衆議院議員 小泉進次郎氏の言葉です。
彼の本心、本音がどこにあるのかは、彼にしかわかりませんが、そもそも年金の受給開始を年齢で区切ろうとすることに問題があると私が考えているということは、すでにメールマガジン読者の皆さまはご理解くださっているとおりです。
年金の受給開始年齢をどうしようかなんていう議論は、そもそも本質的ではなく、すべてが対症療法的な思考だと私は思うのですが、皆さんはどう感じるでしょうか?
年金制度の本質とは何か?—「支える」側の視点から考える
年金は働きたくても働けずに、生きていくための収入を自力で得られない人がもらえばよいもので、働ける人は何歳になっても年金をもらうという発想は捨てて、いつまでも払い続けてください。そのためにも、何歳になっても働き続けたいと思えるようなことを仕事にして、皆さん存分に稼いでください。
政治家は国民のために働きますが、国民一人ひとりも国家を形成する人間の一人として国家運営に当事者意識を持ってください。権利ばかりを主張するのではなく、国家に貢献することを考えてください。あなた達は、先人たちの努力のおかげで、恵まれた環境で生きていられるのですから。
私が政治家なら、そのように言いますね。
その真意は、前回の記事やメールマガジンでも繰り返し書いているとおりです。
ま、言ったら大炎上するだろうと思いますが、その炎上に加担するような大衆に迎合するようでは、日本をより良く作り変えることは不可能です。
しかし、政治家になる前にこのような発言をすれば、選挙に当選することはないでしょう。
そういうことを主張する人間を政治家にすれば、国民には厳しい政策が実行される未来が待っているわけですからね。
多少の失言をしても、何度でも当選するような総合力の高い政治家が、このようなことを堂々と切り取りや編集をされない生放送のメディアで言ってほしいものです。
仕事の本質、年金の本質を考えた改革を考えれば、日本が抱える年金問題は根本的に解決するでしょう。
年金問題根本解決に関する詳細は、こちらの記事をあわせてお読みください
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