お金があればなんでもできる
と思っている人がまだまだ多いのですが、
現実はそう甘くありません。
お金の力で動かないものや、
動かない人が、急増しています。
特に、技術力の高い人や会社、
頭のキレる人格者ほど、
お金では動かないようになっています。
一昔前までは、お金を積めば積むほど、
どこに行っても歓迎されたのに、
今はお金を積めば積むほど、
ホンモノと称される人や企業から
排除されてしまう傾向にあります。
経済が成熟期にある先進国の未来が、
いよいよ見えてきました。
お金は当面必要不可欠ではありますが、
お金にモノを言わせて
さまざまな事を推し進めることが、
相当に難しい時代に突入し始めました。
優秀な人ほど、お金で動かないのです。
お金の有無よりも
良い人かどうかを見られてしまう時代。
やりたいことをやるためには、
欲しいものを手に入れるためには、
良い人になる必要があるということです。
経済成長過程の時代は、
お金さえ持っていれば、
自らの人格を問われることなく、
どこに行っても厚遇を受けることができました。
ところが、今は、
「金ならあるぞ」と言っても、
「申し訳ございませんが…」と
商品の購入やサービスを受けることを
断られてしまうのです。
もちろん、「あなたが嫌なヤツだから」
なんて理由で断られるわけではありません。
みなさんオトナですから、本音は隠して、
「申し訳ありません、すでに予約でいっぱいでして…」
という当たり障りのない理由で、
招かざる客との関わりを避けるのです。
近未来そんな時代がやってきます。
いや既にそんな時代に入ったのかもしれません。
弊社の取引先の多くでも、最近の話題は、
「どうやって新しい顧客を獲得するか」ではなく、
「どうやって金持ちの招かざる客を断るか」
になってきています。
断られる人たちは、
本当の理由を当面知ることはありません。
この先、経済が成熟した社会で、
勝ち組と負け組がこの基準で分けられていきます。
お金があればなんでも手に入れられた時代が
まもなく終焉します。
いや、もうその真っ只中にいます。
もっと本質に掘り下げた詳しい話に興味がある方は
著書「新・従業員満足度 ES2.0」か、
以下の日刊メルマガへどうぞ
▶ 名言から学ぶ組織論
人気記事
当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
手軽に学び始めたいという方はこちら
日本で唯一の
ESに特化したメルマガ
2008年の創刊以来、毎日配信し続け5900号。
採用や組織作りを中心とした現役経営者の思考を学べる
1ヶ月間無料の日刊の会員制メールマガジンです。
対談企画
代表の藤原清道が、株式会社ワイキューブ創業者で境目研究家の安田佳生さんと対談しています。
サービスについてご質問などがございましたら、こちらからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら