
正しい主張がなぜ通らないのか?
正しいことを語るときこそ気をつけねばなりません。特に、自分より立場が下の人に対して何かを語るとき。交渉の場で、こちらよりも弱い立場の相手に対して主張を述べるとき。
こういうときに、一方的に理詰めで押し通すことで、何が起こるか想像してみてください。自分のこととしてではなく、誰か他人の事例として想像するほうが、理解しやすいかもしれません。
一方的に理詰めで押して、結果としてうまくいくこともあるかもしれません。しかしそういうことは稀です。主張する相手が、AI搭載のロボットなら、一方的に理詰めで押し通せばいいでしょう。
しかし、相手が生身の人間である場合、「こちらの主張が正しくても、一方的に理詰めで押し通してはいけない」のです。うまくいくものも、うまくいかなくなります。
特に、人間力の低い人間が、この方法で何かを主張すると、必ず問題がおきます。
みなさんも今までこうした経験をしたことがあるのではないでしょうか。
正しいことを言っているのに、話が通らなかったり、交渉がうまくいかなかったり、相手が理解してくれなかったり、そういうことを誰もが経験したことがあるのではないかと思います。
原因はこれです。
認めなければ、先には進めません。
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一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
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