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涙と感動と悔しさと。自分の不甲斐なさも受け入れて。

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本日もご訪問ありがとうございます。

この度の東北太平洋沖地震の被害にあわれた皆さまには
心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心より祈念し、
私自身もできることを、しっかりと行ってまいります。

じつは、私の知人、親戚、お取引先さまでも、
いまだに連絡の取れない方がいらっしゃいます。

特にお取引先さまにおいては、津波の被害地域の中にあった
会社もあり、現在の状況も会社の所在も全く確認ができていない
というのが現状で、本当に心がしめつけられる想いです。

この大震災に関しては、
感じていることなどなど、本当にたくさんあるのですが、
今日は、ひとつだけ、心が熱くなる感動話に出合いましたので
それをここでシェアしたいと思います。

本当に胸が熱くなりました。

既に私のメルマガでは配信した内容ですので
購読してくださっている方には重複した記事になってしまいますが
少しでも多くの方に、ぜひこの感動をシェアさせていただきたく
その内容を転載させていただきます。

今日現在も被災地以外では、多少の不便こそあれ、
まだまだ恵まれた環境にあるのはまぎれもない事実。

私たちがそういう恵まれた環境で生きていけるのは、
安全安心な日本国を作ってくださった先輩方がいらっしゃるから。

この感動と同時に、本当に安心安全で素晴らしい国を作って
くださった先輩方に心からあらためて感謝した次第です。

(転載ここから)
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「東京駅にも避難者の列」
(毎日新聞 3月15日 19時34分配信)

「もう、何を説明されても信じられない」。JR東京駅では、平日にもかかわらず、東海道新幹線の切符売り場に名古屋や大阪などへ避難する人々の列ができた。家族全員でマスクを着け、小走りで改札口に向かう姿が目立った。

 千葉県市川市の女性(31)は、長女(6)と長男(4)の手を引いて切符売り場に並んだ。16日には長女の卒園式が予定されている。「式の後まで待とうと思ったが、朝のニュースを見て待てないと思って」。茨城県つくば市の女性(36)は、午前中に車で東京都内の夫の実家へ逃げ、その足で京都の実家に向かう途中といい、「小さな子の体内に蓄積されちゃうと困るから」と、4カ月になる乳児を抱きしめた。

 この日朝、職場の仲間に声をかけ、みんなで避難を決めたというのは新宿区で飲食店を営む男性(30)。「手遅れにならないうちに東京から離れたくて」。店のスタッフとその家族の20人ほどで「とにかく西へ向かう」という。

 西日本へ向かうこの日午後の新幹線指定席はほぼすべて満席という。

 15日に東京-那須塩原間が再開したばかりの東北新幹線。栃木県のJR那須塩原駅でも始発の上り新幹線(午前10時50分発)を待つ約1000人が列をつくった。福島県鏡石町の男性(27)は「妻と子供2人を神奈川県相模原市の妹の家に避難させる」と話した。

このニュースを見て、ものすごく腹が立ちました。

今、福島原発で、
文字通り命をかけて復旧作業にあたってくれている人
のことを、この人たちは何と思っているんでしょうか。

自分と自分の家族が一番かわいい?

その気持ちもわからなくはありません。

しかし、
日本の未来のために、母国のために使命感を持って立ち上がり
働いてくださっている人がいるということを知ったからには、
国から強制退避命令でも受けない限り、私は逃げることなど
絶対にできません。

そうは思いませんか?

この平和で豊かな日本という国は、
いうまでもなく あなたが作ったものではありません。

過去、日本のために尊い命をささげてくれた先輩方の犠牲の上に
たっているのです。

そのことを絶対に忘れてはいけません。

いま、日本の危機に使命感を持って立ち上がってくださった方々。
福島原発で、日本の未来、世界の原発の未来のために
尊い命をささげる覚悟をしてくださっているのです。

東京から避難される方へ言いたい。

あなたは誰がつくってくれた国に住んでいるのですか?

過去、日本のために尊い命をささげてくれた人がいるから
今こうして平和で豊かな日本で生きていられるのです。

それなのに、
あなたは自分とその家族が無事ならそれでいいのですか?

自らの命を、次の世代のために使おうとしている人たちを
愚弄するのですか?

私は、自衛隊の隊員のように訓練された人間でもなければ、
原子力発電のプロフェッショナルでもありません。

現時点では、日本は私を現場では求めれくれていませんので、
すぐに現場で活動することはできませんが、
ひとたび私がもっている能力が、現場で生かされるときが来れば、
使命感を持って事にあたりたいと思っております。

まずは、しっかりと自分の能力を高める努力をし続け、
今の仕事をしっかり全うしながら、母国のために命を使える日が
来たときにあわてることのないように心身ともに準備しておきたい
と思います。

■追伸:

ツイッター上で、@NamicoAoto さんとおっしゃる方が、
このような書き込みをされていらっしゃいます。

(ここから)
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父が明日、福島原発の応援に派遣されます。半年後定年を迎える父が自ら志願したと聞き、涙が出そうになりました。「今の対応次第で
原発の未来が変わる。使命感を持っていく。」私は今日程誇りに思ったことはありません。(2011/3/14)
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(ここまで)

おそらくこの方のお父様だと思われる記事をニュースで見つけ
ましたので以下に転載しておきます。

(ここから)
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 福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。
 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。
 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。
 東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は見送りはせず、普段通りに出勤した。「最初は行ってほしくなかったが、もし何かあっても、自分で決めたことなら悔いはないと思った」と話し、無事の帰宅を祈る。
 男性の妻(58)は「彼は18歳の時からずっと原発の運転をしてきた。一番安全なものをやっているという自信があったんだと思う」と話す。出発を見送り、「現地の人に安心を与えるために、頑張ってきて」と声を掛けたという。
(2011/03/16-05:16)
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(ここまで)

◆ 平時には、生命や各種安全が担保されている国で
  思いっきり夢を描ける私たち。

  非常時に、自らの命を国の未来に捧げるのは決して特別なこと
  ではなく日本人として当たり前のことなのかもしれませんね!

と、ここまで書いてきましたが、、、

本ブログのタイトルでもある、「従業員満足度」という切り口で
考えたとき、

【 日本 】 はひとつの組織でありチーム。

【 国民 】 は、そのチームのメンバー(従業員)です。

従業員満足度を推進しようしてるメルマガやブログで
私が、まず言及するべきは逃げた国民ではないはずです。

ということに、気づかせてくださったのは、
私が尊敬する、世界一の歯科器具職人である錦部さん

逃げた国民にも若干の問題はあるのかもしれませんが、
そもそも、一部の国民にでもそういう行動をとらせた責任は、
間違いなく国家のリーダー(経営者)にあります。

そして国家のリーダーを選んだのは、まぎれもなく私たちです。

そう、この責任は少なからず私にもあったのです。

自分が国家のリーダーだったら、
逃げるという選択肢をとった国民を悪く言うことは、
まさに、自分の無能をさらしているようなものです。

まずは、そういう環境をつくってしまった自らを恥じるべきで、
その現実を踏まえて、次の施策を論ずるべきです。

いやいや、、、お恥ずかしい限りです。

この、自分の無能をさらすようなお恥ずかしい文章。

気づいた時点で、
このブログにアップする必要もないのかもしれません。

しかし、良いことも悪いことも、そのままアップしておきます。

なぜならば、それこそが、私の成長の履歴だから。

挑戦には失敗はつきもの。

恥ずかしい過去も公開してこその、挑戦記かなぁと。

そして、こんなコラムにも出合いました。

しかし、上述のような文章を発信したことで、
こんな素晴らしいコラムにも出合うことができました。

私の文章を読んでくださったある方が、共感してくださり、
さらに以下のコラムを紹介してくださったのです。

私が、涙なしに読むことができなかったコラムを転載します

◆ 自衛隊員の皆さんへの深い感謝の気持ち ◆
                 出典元 → こちら 

どうしても書かずにはいられない。

自らのすべてを投げ打って人命救助と復興支援に奔走する自衛隊の皆さんに対する深い感謝と敬意の気持ちを伝えずにはいられない。

昨日のコラムで「正々堂々と胸を張って仕事をしよう」と書いた。
その手前、震災関連のコラムは書くまい、と決めていた。しかし、許してほしい。どうしても書かずにいられないのだ。

以下は主にインターネットを通じて入手したニュースやツイッター、ブログなどをソースとした情報だ。

そのため、若干の正確さに欠けるかもしれない。しかし、たとえそれを差し引いて考えたとして、おそらく僕の気持ちに何一つ変化はないだろう。

深く頭を垂れ彼らに感謝し、心から敬意を表したい。

●自衛隊員は、災害支援を最優先とし、たとえ自分の家族が行方不明であったとしても、他人の救出を続けている。

●自衛隊員は、被災者の方に対して温かい食事を炊きだしで提供する時も絶対にそれに口をつけない。そして自らは冷たい缶詰の米を食べる。

●自衛隊員は、被災者の方に対して温かい風呂を用意する時も絶対に自らが入ることはない。そして氷点下の雪の下で水のシャワーを少しずつ浴びている。

●人を殺した数よりも助けた数が多い軍隊は世界中で自衛隊のみ。現時点で既に1万人を救出している。

●24時間交代で休憩3時間。

●ぜんぜん眠っていないであろう旦那に、「大丈夫?無理しないで。」とメールしたら、「自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?言葉に気をつけろ」

●自衛隊の友人より「少し歩く度に死体ばかり。一人ずつ生存確認をしていく。サイレンが鳴り響く中、上官から言われたのは『一斉に救助者がすがり付いて来ても絶対に笑顔を絶やすな。絶対に泣くな』

 泥だらけの救助者達が力の入らない手で俺の手を握り「ありがとう」と言われる度に涙を堪えるので精一杯」

●災害支援で現地に行っている、自衛隊員の友人からのメール。

 『子供の遺体を収容した幼稚園くらい。兄弟だろうか、抱き合ったまま、亡くなっていた。子持ちの仲間は、肩を震わせていた。でも、俺たちは泣くことはできない。この町が復興するまで、俺たちの涙なんか意味がないから』

ここまで書いてあることに気づいた。

「正々堂々と胸を張って仕事をしよう」

昨日、そうコラムに書いたから、震災関連のことを書くのはよそう、と考えていた。しかし、それは浅はかな考えだった。

上記のような自衛隊の方々の献身ぶりを知ることこそが、最高の仕事の教科書になるのではないか。これこそがプロフェッショナル。これこそが仕事の素晴らしさではないか。そう思ったのだ。

最後に、かつて、防衛大学第1回の卒業式にて、当時の内閣総理大臣であった吉田茂の言葉を記して本コラムを終わりにしたい。くどいようであるが、命を賭けて、すべてを犠牲にして、人命救助と復興支援に奔走する自衛隊員の皆さん、そして、警察、消防、東京電力社員他、すべての方々に心からの感謝の気持ちと深い敬意を表したいと思う。

昭和32年2月  防衛大学第1回卒業式にて

君たちは自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく

自衛隊を終わるかもしれない。

きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。ご苦労だと思う。

しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、

外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか

国民が困窮し、国家が混乱に直面している時だけなのだ。

言葉を換えれば、君たちが日陰者である時のほうが

国民や日本は幸せなのだ。

どうか、耐えてもらいたい。

内閣総理大臣 吉田茂

株式会社フェイスホールディングス
代表取締役社長 小倉 広

貴重な学びを与えてくださった、すべての方に心より感謝し、
日本の復興に、微力ながら力を尽くしたいと思います。

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