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結果を出すアスリートは結果に固執していない。

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PLAY HARD

ハードにやる!

と、日本語に直訳すると誤解を受けそうなこの言葉ですが、「PLAY HARD」という言葉がもつ本来の意味は、「自分が楽しいと感じることを楽しみながら、全力で夢中になってやる」です。

Let’s play job hard.

この言葉を日本国内で発すると、ワーカーホリック(ネガティブな意味での仕事中毒者)を連想する人もいるかも知れませんが、これも、本来はそういう意味ではなく、「大好きなことを仕事にして夢中になって一緒に楽しもう!」という意味です。

この、PLAY HARD を本来の意味で実践している人としては、スポーツ選手、いわゆるアスリートをイメージすると分かりやすいかも知れません。

アスリートというと、いっけん、ある目標(記録やメダルなど)だけを見て、それに向かってストイックにピリピリしているように思いがちですが、アスリートの中でも<結果を出すアスリート>は、実は記録やメダルなどの結果に固執し気負うようなことはなく、本来のPLAY HARDができる人です。

結果を出すアスリートと、結果の出ないアスリート、そこには明確に違いがあります。
そして、結果を出すビジネスパーソンと、結果の出ないビジネスパーソンにも同じことが言えます。

目標を掲げるところまでは誰でも一緒ですが、その結果が全てという取り組み方では、それが無意識にプレッシャーとなり日々追い込まれ、より良い精神状態で目標に向けた準備ができなくなります。
しかし、同じ目標を持っていても、日々気負いなく夢中になって楽しみながら生きている人は、どんな場でもイキイキと輝いていて、結果的に目標をどんどんクリアしていっています。

目標とは、アスリートでいうところの大会での優勝だったり、ビジネスパーソンでいうところの事業計画の達成だったり、そういうことも大事なことではありますが、それらは全て中間目標です。本来のPLAY HARDができる人は、その先にある人生というロングタームゲームでの志を遂げることをつねに考えていますから、目の前の世界大会だろうが、ビジネスでのビッグプロジェクトだろうが、それに縛られて気負うようなことがあろうはずもありません。

だから、そういう人にはいつお目にかかっても、ピリピリしていることのない達観した素晴らしい空気を感じることができるのだと思います。

メチャクチャがんばる。
でも、つらいことを我慢してメチャクチャがんばるのはNG。

メチャクチャがんばる。
楽しみながら一所懸命、でも気負わず堂々と、夢中になってやる。
一所懸命だからメチャクチャ楽しい。

それが、結果を出す人たちのがんばり方です。

Play Hard!!

ちなみに、私が最近お目にかかったプロアスリートの中で、この言葉の持つ本来の意味を自然に実践されていらっしゃった素晴らしい方を、以下にご紹介いたします。

副島正純さん → Wikipedia
車いすマラソン日本記録保持者

有明葵衣さん → Wikipedia
Wリーグ(女子バスケットボール日本リーグ) 富士通レッドウェーブ所属

副島さんは、2012年のロンドンパラリンピックでの金メダルをめざし、有明さんは今秋から始まるリーグで全日本チャンピオンをめざしていらっしゃいます。

お二人とも、アスリートとしては最高峰のフィールドで最高の結果をめざしているにも関わらず、結果にとらわれることなく、一所懸命楽しんで練習に取り組んでいらっしゃることが言葉の端々にじみ出ている方でした。

Let’s Play Job Hard!!

私たちビジネスパーソンも、そんなトップアスリートの方々のように、「PLAY HARD」でいきたいものです。

そうそう、今回ご紹介した車いすアスリートの副島正純さんを応援する、こんなプログラムがあります。もちろん私も参加しています。

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その名も、My Road to London(マイ・ロード・トゥ・ロンドン)
→ クリック

副島さんと一緒に、Let’s play life hard !!!! で行きましょう!

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