元ワイキューブの社長で境目研究家 安田佳生さんとの対談企画
人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、安田佳生さんと対談していきます。
雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。
第47回目は【成長し続けるために必要な「変化」】という内容です
一人ひとりの人間は、生きている間にどこまで進化することができるのでしょうか?
以前に私のメールマガジンで、人間は肉体は老化によって年齢と共に退化していくけれど、「脳を鍛え続けていれば、年齢を重ねても人間として成長し続けることができる」というようなことを書きました。
「脳は、自分次第で死ぬまで進化し続けられる」というようなことも書いたことがあったように記憶しています。
そこに、安田さんからツッコミをいただきまして(笑)、
「いや、脳も肉体の一部ですから、退化していくんじゃないですか?年齢と共に、記憶力が衰えたりしますよね?それも脳の機能の退化じゃないかと思うんですけど」と。
確かにごもっとも。
私自身も、若い頃よりも脳の機能が衰えていると自覚していることが確かにあります。
よく言われているのは、脳の反応速度が重要な要素であるとされる種類のゲーム。そういうゲームで強いのは、高校生くらいの年齢がピークで、その年齢を超えると脳機能が衰えていくためその種類のゲームに勝てなくなる、という話を聞いたことがある人は少なくないと思います。
そう、年齢とともに脳機能は衰えるのです。
ですが!
それは、脳の一部の機能であり、総合的な機能としては、私は死ぬまで進化し続けられるのではないかという考えを持っているのです。
現在私は51歳。反応速度が求められるようなゲームに必要な脳機能が衰えているということは言うに及ばず、記憶力や新しいものへの順応速度のようなものを司っている脳機能も確実に衰えていると思います。
しかし、それらの脳機能が衰えても、自分や自分が大切に思う人の人生を豊かで充実したものにする能力は、確実に20代や30代の頃よりも進化していて、その進化を支えているのは間違いなく「脳」であるという実感があります。
もちろんその能力、20代、30代の頃より進化しているとは申しましたが、現時点ではまだまだ発展途上で未熟なものです。私より優れた能力を持っている人を無数に知っていますから、そういう人たちのそれと比較すれば、本当は「昔よりも進化した」なんてことは、恥ずかしくて言えないようなものです。
しかし、自分自身は現在の51歳に至るまで着実に進化していて、その進化は「脳」が支えていて、一部の脳機能が退化しているにもかかわらず、総合的には年々脳が成長している実感があります。
ただ、「進化」というのは、あくまでも主観。客観的には進化ではなく「変化」なんだと思います。
そんな話を楽しんだ今回の対談。ぜひ、読んでいただければ嬉しく思います。
以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!
【成長し続けるために必要な「変化」】
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第47回目
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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