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安田佳生さんとの対談 54【一流の経営者が求める相互メリットの流儀】

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元ワイキューブの社長で境目研究家 安田佳生さんとの対談企画

人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、安田佳生さんと対談していきます。

雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。

第54回目は【一流の経営者が求める相互メリットの流儀】という内容です

相互メリットの重要性|成功するビジネスの原則とは?

私は、自分がやっている事業の中では、相互メリットをものすごく重要視しています。そのうえで、相手に対して、自分が受け取るメリットを遥かに上回る多くのメリットを出せるよう、力を尽くすとを決めて行動をしています。

その私の行動を表現しているものの一つが、日刊で6000号以上配信してメールマガジンです。
読者の皆さまには、月額880円という金額を頂戴しておりますが、その金額を遥かに上回る価値を提供できるようまずは自分自身に負荷を与えて成長し続け、そして読者の方がメールマガジンを読み続けることから得られるものを身につけていくことで、長期的に大きな経済的価値がもたらされるように、日々考え続けています。

弊社が提供している商品・サービスの中では、もっとも低額で提供されているものがメールマガジンですが、低額だからといって一切手を抜くことはなく、全力で価値提供を行うべく日々自分自身にムチを打っています。
ですので、もしいまお支払いをいただいている金額に見合う価値を受け取ることができていないと思う方は、遠慮なく解除いただければと私は思っています。

メールマガジンは、誰でも最初の登録時には30日間の無料期間があります。
全ての方に、お支払いいただく費用を上回る価値を受け取れるかどうかをご判断いただいてから有料期間に移行できるように、まずは先にお客様にメリットを出せるようにと考えているのです。

「自分の利益だけを考える人」との取引は成功しない|ビジネスで失敗する人の共通点

どんな商売、どんなビジネスでも、長く継続されている方は、顧客や取引先にも様々なタイプの人がいらっしゃることをご存知かと思います。

その様々な人や企業の中に、自らの利益、自らのメリットしか考えていないような人や企業が一定数存在していることを、皆さんもよくご存知かと思います。
いや、「自らの利益、自らのメリットしか考えていない」と言ったら言い過ぎかもしれませんね。しかし、自分が得すること、自分や自社にメリットがあることを先に考えて、自分や自社が十分に潤うことが確定してからじゃないと、相手のメリットを考えないという人が、一定数(というか結構な数)存在していることは、きっと多くの方が理解されているのではないかと思います。

私は、そういう人や企業とは価値観が合わないため、基本的に距離をおいたお付き合いをするようにしています。

それでも、自社や自分のメリットばかりを考えているとしか思えないようなマインドで、弊社に希望や要望をおっしゃる方が、顧客や取引先の中に少数ですが存在します。
従業員満足度研究所株式会社の顧客や取引先にはいらっしゃらないのですが、別で経営している会社の取引先や顧客には、一定程度そういう人や取引先が存在しているのです。
無意識レベルで搾取グセのある人ってことですね。

相手が、明らかに自分や自社のメリットや都合ばかりを言ってくる場合、すぐに私は反論します。

「商売・ビジネスで、長期的に良いお付き合いをしたいと考えていらっしゃるのであれば、お互いに相互メリットを追求するようなお付き合いをしなければなりません。
つまり、私は御社のメリットを本気で考えますが、あなたも弊社のメリットを本気で考えねばならないということです。
あなたのご主張はもちろん真摯に受け止め要望に応えられるように努めます。
一方で、あなたは御社の得になるようなことをこれだけご主張されるのであれば、それに見合うだけの弊社のメリットをどれだけ本気で考えていらっしゃるのか、それをお聞かせいただけますか?」

と、このようなことを、堂々と申し上げるようにしています。

そして、このように堂々と申し上げた結果、その相手とものすごく良い関係に発展して、取引金額も年々大きくなっていくということが、少なからず起こります。

もちろん、このように言うのは、相手が自分のメリットや自分の都合ばかりを主張して、相互メリットのあるビジネスを考えているとは思えないような相手に限定していて、そうじゃない人や企業に対しては、このようなことを言うことは一切ありません。

相互メリットを考えれば、仕事も人生もうまくいく|成功する経営者が実践する思考法

いずれにしても、私がお付き合いをしている方は、丁重で紳士的かつ利他的な人や取引先がほとんどですから、こんなことを言う機会はごくごく稀であり、ほとんどの人に対しては、このようなことを言う必要は無く、徹底してそして淡々とその相手に得があること、相手のメリットを考えて、自分や自社が提供できる価値を、こちらが受け取るものを遥かに上回る状態にしてお渡しするようにしています。

このような意識で、少しでも相互メリットに理解のある人に対して、こちらから先に徹底して利他的な行動をしまくると、例外なく仕事も人生もうまくいくようになります。
いや、これでうまくいかないはずがない、ということは皆さんもお分かりかと思います。

もし、現在仕事や人生がうまくいっていないと感じているなら、自分や自社のメリットを優先しすぎていないか、一度振り返ってみるのもよいかもしれません。

私自身も最初は「自社のメリット」を最優先に考えていました。
しかし、素晴らしい先輩経営者たちに学び、相互メリットの本質を理解したことで、考え方が変わり、ビジネスも人生もうまく回り始めたのです。

成功する経営者は、自分のメリットだけを追求しません。
相互メリットの視点こそが、長期的に成功するための鍵なのです。

以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!

【一流の経営者が求める相互メリットの流儀】
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第54回目

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当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。

一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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