把握できているようでできていないことを、同把握するか?
自分が携わっているビジネスの現場で何が起こっているのか。どんなトレンドが始まろうとしているのか。何がどのような理由で衰退し始めているのか。
こうしたことを、多くの経営者が把握できているようでできていません。
「できているようでできていない」というのがミソで、これは「できていないのにできていないという自覚がない」という状態であることを示しています。
今はテクノロジーが進化していますから、いつでもどこでも生の情報が取得できると思いがち。しかし、そのテクノロジーのおかげで、玉石混交無数の情報が手の届く範囲だけでも無数にあふれるようになりました。そのあふれる情報を取捨選択しているのは、他でもない自分自身。そうすると、必然的に偏ることになり、偏っていることに気づくことは永遠にない。自分の偏りに自分で気づくことができる人はほとんどいません。
机上で考えていることを現場で考え直す
できているつもりでも、分かっているつもりでも、現場、現地に行って、その空気の中で現実を知ろうとすること。
現場に行くと、自分が考えているよりも現場はかなり動きが遅いことに気がついたり、問題が山積していることに気がついたり、現実がわかります。また、自分が考えているよりも、現場に行ってみると簡単に先が見通せることもあります。
そうした現場、現地のことが正しくわかった上で、普段考えていることを今一度現場で考えてみる。
そうすることではじめて、私たちは「できているようでできていない」ことに気付けるようになるのではないかと思うのです。
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一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
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