儲からない取り引きが継続されていないか?
会社組織の中には、まっとうな理由があって儲からなくても続けている取引がある場合があります。損して得取れ、という言葉もありますから、それが言葉通りになっていれば、それがまっとうな理由な場合もあります。
しかし、そういうことは短期的であり、恒久的にそれが成り立つようなケースはほとんどありません。それでも、なんとなく社内の誰もがはっきりとした理由も説明できないようなまま「儲からない取引」が継続されてしまっているということが、多くの会社で起きています。
そんなときに、従業員が自身の立場に関係なく、「なんで儲からない取引をしているのですか?」という問いかけを、それぞれの立場の人が自分の上長や経営者に遠慮なく投げかけられる空気が社内にあるかどうかは、とても重要です。
儲からない仕事を見て見ぬ振りしない空気を作ろう
儲けることは事業活動の目的ではありませんが、目的を達成するための手段として大切なことであることに違いはありません。
多くの企業の中には、今となっては意味不明な(以前は意味があったのかもしれませんが)、儲からない取引がたくさん存在しています。
その取引の責任者が、幹部社員や経営トップだった場合、誰もが見て見ぬ振りをしているなんてこともよくある話です。
そんなときに、社内の誰もが誰にも遠慮なく「なんで儲からない取引をしているのですか?」という問いかけを投げかけることができる。
従業員満足度の高い組織には、この空気が必ずあります。
▼本質を見抜く力を身につけるために▼
もっと本質に掘り下げた詳しい話に興味がある方は
著書「新・従業員満足度 ES2.0」か、
以下の日刊メルマガへどうぞ
▶ 名言から学ぶ組織論
人気記事
当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
手軽に学び始めたいという方はこちら
日本で唯一の
ESに特化したメルマガ
2008年の創刊以来、毎日配信し続け5940号。
採用や組織作りを中心とした現役経営者の思考を学べる
1ヶ月間無料の日刊の会員制メールマガジンです。
対談企画
代表の藤原清道が、株式会社ワイキューブ創業者で境目研究家の安田佳生さんと対談しています。
サービスについてご質問などがございましたら、こちらからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら