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ES向上を志すなら、経営者として知っておきたいこと

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公益財団法人 日本生産性本部が先日発表したレポート、みなさんはご覧になりましたでしょうか?
こちら →  日本生産性本部

ブログ読者のみなさまは、お忙しい方も多く、まだご覧になっていらっしゃらない方も多いかと思いますので、その中の一部をここで共有しておきます。

今年度の新入社員に行った「働くことに対する意識調査」の中にこんな質問がありました。

■人並み以上に働きたいか?

この質問への回答
「人並みで十分」と回答したのが、63.5%
「人並み以上に働きたい」と回答したのが、29.0%

その差、34.5ポイント。

この調査、今から50年前の昭和44年から毎年同じ質問を新入社員にしていて、今年で51回目。「人並みで十分」と答えた割合が、50年間で過去最高。「人並み以上」と答えた割合が、50年間で過去最低、となりました。

この結果が良いか悪いかということを論じることはしませんが、私たちはこの現実をきちんと受け止めておく必要があります。

多くの経営者の方々からよく聞く言葉。
「やる気のある人間を採用したい!」

かなり抽象的でざっくりした要望ですが、この言葉を発する経営者たちの言わんとするところはよく理解できます。
要するに、「人並み以上に働きたい!」という高い意欲を持った人を採用したいということなのですが、こういう人材が年々減少しているという現実から目をそらしてはいけません。

とは言え、まだまだ3割近くの人が、「人並み以上に働きたい」と思っていることも現実。
従業員満足度の高い会社が正しい採用手法で採用活動をすれば、「人並み以上に働きたい」という意欲に満ちあふれた人材を採っていくことは、さほど難しいことでもありません。

小さな会社を経営する私たちにとっては、本当にいい時代になりました。
大量採用をする大手企業には、人並み以上に働きたくないと考える人材が多数いるわけですが、小さな会社では、人並み以上に働きたいという人材だけを採用することで、自社よりも資金力のある企業にも勝っていくことができるのです。

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経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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