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役割を与える 位置を与える

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社会にいる一人ひとりに位置と役割を与える

これはピーター・ドラッカー氏の言葉です。

私もピーター・ドラッカー氏のように、社会にいる一人ひとりに位置と役割を与えられるような人間に到達できるよう、自己研鑽を重ねなければなりませんが、現状はまだまだそこまでは至っておりません。

まずは、社会ではなく自分の「会社」

「会社」にいる一人ひとりに位置と役割を与えること。これは経営者としてしっかりできていなければなりません。
これを聞いて、そんなこと経営者ならあたり前でしょう、と聞き流してはいけません。

経営者として、全従業員一人ひとりに対して、一人ひとりが納得するような位置と役割を与えることができている会社は、日本にどれほどあるでしょうか。
みなさん、まずは自分の胸に手を当てて考えてみてください。

生き残っていく経営者とは?

これが本当にきちんとできているのであれば、従業員満足度はすでにかなりのレベルにあると思います。
人は、自分の確固たる位置と役割によって、生きがいを感じます。もちろんそれだけで十分だとは言えませんが、重要な要素の一つであることには違いありません。

「自分の位置も役割も、そんなものは自分で見出し構築するものだ。そんなものを他人から与えられなければ得られないようであれば、そんな人間は何をしてもダメだ。」
こんな考え方を持っている経営者もいるかと思います。私の知る経営者の中にも、このような考え方の人がいます。

さて、これからの時代に生き残っていく企業経営者はどちらでしょうか。
みなさんご自身が判断していただければと思います。

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そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。

一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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