ファイナンシャル・リテラシーとはなにか?
金融リテラシーとはなにか?
マネーリテラシーとはなにか?
よく聞く言葉でありながら、漠然と理解しているだけという人は多いと思います。
実際に多くの「ファイナンシャルプランナー」や「金融アナリスト」「金融アドバイザー」が提唱するような、ファイナンシャル・リテラシーだけを身につけても、本当の意味での人生に役立つものにならないということ、このタイミングで知っておいてください。
ファイナンシャル・リテラシーとは投資でお金を儲ける方法ではない
何のためにファイナンシャル・リテラシー、金融リテラシーを身につけるのか?
それは、人生を豊かにするためです。
その豊かさの基準には、経済面ももちろんありますが、それだけではありません。
人生全体の豊かさの構成要素は、他にもたくさんあり、それらの要素も合わせて理解する必要があります。
人生を豊かにして、自由に生きる力を身につけるためのファイナンシャル・リテラシーという考え方を、動画で解説しています。
ファイナンシャル・リテラシーとは、単に、金融資産投資で不労所得を得るための方法ではありません。
老後に向けて、自分が働くのではなくお金に働いてもらうための方法でもありません。
もちろん、それらを知識が必要でないわけではありません。それらの知識ありきではないということです。
本質を知れば、それらの知識は全体のごく一部であることが分かるでしょう。
金利上昇も物価上昇も、もう何年も前から準備できているはず
令和4年になってようやく、金利上昇局面、物価上昇局面に入ったことが、誰の目にも明らかになりましたが、これはもう何年も前から予測できていた未来が現実に流れてきたに過ぎません。
さて、経営コンサルタントの私にも、こうした環境変化の波が押し寄せることが増えてきました。
金融の専門家でもなければ、金融業界出身でもない私が行うコンサルティングは、特に金融に特化したような内容をお届けすることは無いのですが、近年は「お金」に関するご質問やご要望をいただくことが増えたのです。
これは、数年前まではあまり感じることがなかった変化です。
想像するに、私は何年も前から、「ESの向上には、経営者自身のファイナンシャル・リテラシー(金融リテラシー)の向上が欠かせない」というお話を、さまざまな場所でお話してきたことで、それが弊社のクライアント企業の方々の脳に何かしらの刺激を与えたのだと思います。
その刺激が、昨今の物価上昇(インフレ)と金利上昇(金融引き締め)などと、化学反応を起こし、結果として弊社に「お金・金融・ファイナンス」に関するご相談やご要望をいただく機会が増えたのではないかと想像しています。
どうすれば、お金のために働かなくてもお金に困らなくなるのか
多くの人は社会に出て仕事をするという選択をし始める時、「生きるためにお金を稼ぐ」という側面が、少なからずそれぞれの人の思考の中にあります。
もし生きるためにお金を稼ぐ必要がない場合、仕事の選択の仕方や仕事との向き合い方が、根本的に変わる人が90%、いやそれ以上ではないかと思います。
ESの究極は、従業員一人ひとりがこのような状態に向かっていくことができる環境のある組織で、生きるために必要となる最低限のお金を稼ぐ必要がない状態でも、それでも働き続けたいと心から思える組織にあります。
しかし、そのような組織の中にあっても、仕事としてレベルを高めていけばいくほど、お金のために働かなくてもお金が集まるようになっていきます。
結果として、やりたい仕事に取り組み続けると、お金に執着せずともお金が増えていくという状況になります。
そのような未来を作っていく能力が、ファイナンシャル・リテラシー。
一般的に言われているファイナンシャル・リテラシーと、私が定義するファイナンシャル・リテラシーの違いを、お分かりいただけますでしょうか。
単に金融関連知識だけをどれだけたくさん持っていても、それだけでは不十分です。
この動画から、ファイナンシャル・リテラシーの本質を学んでいただければと思います。
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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