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忙しそうな人への素敵な贈り物とは?

  • 公開日:

12月26日

クリスマスも過ぎ、イベントムードも一段落。
しかし、もう一週間もたたないうちにお正月。

あちらこちらでプレゼントが乱れ飛ぶこの季節。
ちょっと今日はそんな季節にちなんだ、

「贈り物」のお話しを、
自らの体験談と共に書きたいと思います。

贈り物はいつ贈る??

誕生日やクリスマスなど
のイベント時はもちろん、
ごく普通の毎日の中で、
自然にギフトを贈りあう。

10年前と今を比べると、
そんな文化が日本に醸成されてきたなぁと
感じているのは私だけではないと思います。

事実、弊社のオフィス内にも、
いつもいろんなギフトに溢れています。

休日にお出かけした先でのおみやげや、
手作りのお菓子を
作ってもってきてくださる方もいらっしゃいます。
(みんな凄すぎです。感動です、、涙、、)

ふと振り返ると私自身、10年前と今では、
贈る数も贈られる数も、
ざっと5倍以上に増えました。

というのが、
日本全体のムーヴメントだとしたら、
ギフト市場は、ここ10年で
5倍以上になっているはず!?

・・・という仮説が成り立つかどうかはさておき、

ごく普通の毎日、今日も明日もあさっても、
私たちが活動するすぐ近くで、
ギフト商品を目にしない場所を探す方が
むずかしいくらい、日本には贈り物が溢れています。

大手百貨店はもちろん、
駅ナカ、コンビニ、レストラン、
ホームセンター、スーパーマーケットでも
ギフト商品は所狭しと並んでいます。

そして最近では、
たとえば、こんなカタチのないものまでギフトになり、
カタチのないものを贈ることが、
ちょっとおしゃれに感じたり、
そして受け取った人も、
カタチのあるもの以上に感動したりと、
贈るものそのものを
超越した意味を持つようになってきました。

世界に誇るギフト大国

世界からも、「日本はギフト大国」と言われるほど、
贈り物が文化としてしっかり根付いているようです。

そして、少なくない人が、
自分や自分の家族のために使うお金を切り詰めてでも、
だれかに何かを贈る時には、惜しげもなくお金を使います。

(私たち以上に、私たち両親の世代は、
 さらにこういう傾向にあります)

すべての人が経験済み

贈り物(ギフト)を
贈ったり贈られたりした経験のない人は、
日本国中さがしても、おそらく一人もいません。

そのくらい私たちの身近にある、贈り物。

贈るも感動、贈られるも感動。

なんだか、
今回のエントリーも前置きが長くなりましたが、
(ここまで前置きだったんかい!!)
今日はそんな贈り物についての
私の体験と感動を書きたいと思います。

贈った相手の生活までも変える贈り物

妻と三人の子どもがいる5人家族のわが家ですが、
私が家族と過ごす時間は、決して多くはありません。

家族と夕食を共にする日は、
月に数日あればいい方ですし、
全員が就寝後に帰宅する日も
めずらしくはありません。

仕事柄、日曜日だからといって
完全オフの日は年間を通じて数日しかありませんから、
必然的に家族との時間はごく限られたものになります。

そのような私の環境を知っている人たちが、
先月、なんと
こんなステキな贈り物をしてくださったのです。

贈っていただいたもの、それは・・・

【 家族との濃密な時間 】

                     でした。

どういうこと????

って思いますよね?

まず、ひとつめの贈り物

それは、食材の贈り物。

ある方が、
非常にユニークでエキサイティングな食材を
贈ってくださいました。

それは、家族で一緒に楽しむことが
前提になっているものでした。

多くの経営者が痛感していることと思いますが、

自らの使命にそって一直線に生きれば生きるほど、
外部からの強制的な力が働かない限り、
家族と自分の時間が交わることが
ほとんどなくなります。

無論そんな状況を
良しとしているわけではありませんが、
一日も早く、いや一分一秒でも早く
使命を達成すべく活動するほど
絶対的信頼がベースにある人間関係から
順番に後回しになるもの。
(だから家族がいちばん最初に犠牲になる)

そんな環境にあっても、
家族と一緒にしか楽しむことのできない食材を贈られてしまうと、

もう、

家族との時間をつくらざるをえなってしまうのです(笑)

家族と一緒に楽しむことを前提にした
食材のプレゼントは、
私に強制的に家族との時間をつくることに、
はからずも大きく貢献(?)します。

「えっ?おとうちゃん、今日は一緒にゴハン食べられるの?」
「え~~(信じられない)」

そんな、子供たちのうれしそうな言葉を聞き、

贈られた(受け取った)ものは、食材ではなく

【 家族と一緒に過ごす濃く楽しい時間 】
 
            であることに気づかされたのです。

そして、ふたつめの贈り物

それは、ホテルの宿泊とレストランでの食事のアテンドでした。

これも、過密なスケジュールで活動している経営者に贈ることで
単にその宿泊券などから得られるサービスそのものの価値ではなく

それは、
【 家族との濃密な時間 】

           となります。

先月(2010年11月)下旬に
都内某所の隠れ家的空間で
ゆったりとした二日間を過ごしてきたのも、
じつはある経営者夫妻から
我が家に贈られたギフトだったのです。

結婚して15年。
一人目の子どもができてから13年。

そういえば、
夫婦二人だけで話をすることも少なくなっていました。

そんな私と妻の現況を知ってか知らずか、
本当にかけがえのない、
これ以上ないくらいの
スローで濃い時間をいただいたことで、
このギフトの本当の意味に気づかされました

贈り物の本当の価値とは・・・

私がこの方々からいただいたものは、
単なる食材でもなければ、
単なる宿泊券や食事券ではありませんでした。

それは、

「 家族で楽しめる、エンタメ性のある食事の時間 」

であり、

「 非日常空間での、夫婦水入らずのスローな時間 」

だったのです。

いやいや、本当に感動いたしました。

ちなみに、この二つの事例、

贈ってくださったのは(贈り主は)、どちらも、
時間を非常に大切にされている、成長企業の経営者。

なるほど、
非常に勉強になりました。

成長企業の経営者はみなさん痛いほど分かっています。
仕事と家庭、どちらも大切とは思っていても、
こんな考え(参考→ クリック)で仕事をしていたら、
どうしたって家族との時間は犠牲になります。

そんな忙しそうな経営者に贈ることができる、
もっとも価値ある贈り物。

それが、
お金では買えない(というより、自分のお金で買おうとしない)
家族との贅沢な時間 なのです。

家族との時間を犠牲にしてでも、
使命に向かって一直線に生きる人への
最良の贈り物は、これだったんですね!!

誰かとの時間を犠牲にして、私と会ってくれている

本当にありがたいことに、私は毎日、
いろんな方とお会いする機会を
たくさんいただいております。

しかし、その方々が
私と会ってくださっているということは
イコール、その方の家族との時間を
削ってしまっていることにもなるわけです。

その方の貴重な貴重なお時間をいただくからには、
その時間を無駄にしないことが大切であることは
言うまでもありませんが、
それと同時に、その方が、
家族とより良い時間を過ごしていただけるような贈り物が
スマートにできれば、そんなステキなことはありません。

使命に一直線なあの人の心にもっとも響く贈り物。
時間と家族を大切にされているあの人に
もっとも響く贈り物。

スマートに、
あくまでもスマートに贈り合えたらステキだと思いませんか?

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