まさか倒れるはずもないと思っていた「大きな樹木」でも、倒れることがあります。
いちばん有名なところで言えば1997年の「山一證券の破綻」でしょうか。
山一證券のことを若い人はご存じない方も少なくないかもしれませんが、衝撃度で言えば、トヨタ自動車が破綻するようなレベル。
そういうレベルの樹木が倒れることは、ほとんどの人が想定していません。
そしてそんなレベルで「大きな樹木が倒れると、それまで目立たなかった小木に日が当たる」ことになり、その周辺の勢力図が大きく変化します。
私たちは、自分の事業や自分が取り組んでいることが、長年日が当たらないような状況にあったとしても、小木に手をかけることを怠ってはいけません。
いつ私たちに日が当たるか分かりません。日が当たった時に、私たちのレベルが低ければ、その日当たりに耐えることができないかもしれません。
しかし、その強烈な日当たりに見合うレベルがあれば、そこから大きく飛躍を遂げることができます。
日々私たちがやるべきことは、日当たりのいい場所を探してさまようことではなく、大木の日陰になっていても、腐ることなく強い小木を育てておくことです。
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