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経営者としての価値ある仕事とは?

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価値のある仕事をしているか?

世の中にはあらゆる仕事が存在しています。仕事を、人の役に立つことと定義すれば、どんな仕事も尊く、価値のあるものです。
しかし、だからといって、私たちはどんな仕事でもやっていればいいわけではありません。自分の立場や職責の中で、必要とされている仕事、求められている仕事で人の役に立つ(成果を上げる)必要があります。

本気で集中して行う仕事は、長くても3時間

人間は人間である以上、知力にも体力にも気力にも限りがあります。ゆったりめのペースでもできる仕事であれば、一日に長時間行うこともできますが、集中して脳や身体に高い負荷をかけなければできない仕事であれば、一日にごく僅かしか仕事の時間が取れない場合もあります。

経営者という立場と職責において、求められている仕事や成果を考えると、仮に知力体力気力を鍛えていたとしても、一日に2~3時間位しか仕事はできないだろうと私は思っています。

私の知人で、「オレは一日に2~3時間しか働いていないよ!」と言っていた人がいましたが、その人はあまり働いていないと言っていたわけではなく、経営者としての仕事にまじめに取り組んだら、それ以上の長い時間継続することはできない、ということを暗に言っていたのです。

経営者として、ゆるい仕事をしていないか?

経営者としての価値ある仕事とは何でしょうか。そのひとつは「意思決定」です。意思決定とそれに必要になる準備には、集中して脳に高い負荷をかける必要があります。当然、このような仕事は、一日に長時間することはできません。

もし経営者という立場にあるのに、一日に8時間とか10時間とか長時間仕事をしているとしたら、それは経営者としての仕事ではないゆるい仕事をしてしまっている可能性が高い。
そうであれば、それは経営者として成果が出ないのはあたり前です。

反省せねばなりませんね。

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