我々の使命(事業)は何か?
この有名なフレーズをご存じの方も多いかと思います。
いや、失礼ないい方をいたしました。。。
このカタイ内容のブログを毎回読んでくださっているような経営者の方であれば、ピーター・ドラッカー氏のこの言葉は、知っているというレベルではなく、日々ご自身に問いかけているのではないかと思います。
ちなみに、私が、ドラッカー氏の経営を学んでいる主な教材はこちら
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もしドラの大ヒットのおかげで、経営者以外にもとても有名になったピーター・ドラッカー氏ですが、実際にドラッカー氏の著作を自らの経営の現場で活かせるようにしっかり読み込むのは、そう簡単ではありません。
「経営者の条件」というタイトルの本から始まる、ドラッカー名著集は私も仕事のバイブルとして自宅の書斎に置いていつでも読みかえせるようにしていますが、非常に内容の濃い経営書ですので、ガッツリまとまった勉強時間を確保しないと気軽な気持ちで開ける本ではありません。
しかし、この、経営革新『5つの質問』は、音声で講師の方が平易に説明してくださっているので、iPodなどの携帯音楽プレイヤーにダウンロードしたら、移動時間などを利用して、ドラッカー経営の本質をどんどん学べてしまいますので、大変オススメです。
ちなみに、弊社の敏腕営業マンS君も、このCDを営業活動の移動時間に聞きながら勉強している模様。移動時間にドラッカー経営をインプットし、営業先でしっかりアウトプットし、成果をあげる。手前味噌ながら、弊社のメンバーは本当にすごいなぁと思います。ちなみにSくんはまだ20代。お恥ずかしながら私がドラッカー経営を知ったのは、30歳を超えてからですから、20代にしてドラッカーを学びながら営業活動するなんて、いやはや頭が下がります。
さて、前置きが長くなりましたが、
本日は、先般配信した日刊メルマガの記事内容が、
「わかりやすい!!」
「その通りですね~」
と、読者からの反響がとても多かったものですから、その内容を一部アレンジしてお届けしたいと思います。
まず、クローズアップしたいのは、こちらの言葉
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使命は我々に仕事の価値とエネルギーを与えてくれる。
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引用元 → 経営革新『5つの質問』
使命をもって仕事をする人と、使命を持たずに仕事をする人
そこには大きな大きな違いがあります。
このCDの中で、講師の国永秀夫氏がこの違いについて、とても分かりやすく解説してくださっています。
私の言葉で意訳すると、以下のような内容です。
(※意訳ですので、引用元とは異なる表現を使っておりますが、メッセージの本質は改変しておりません。)
引用するのは、サンタクロースの事例です。
使命を持っているサンタクロースと
使命を持っていないサンタクロースの違い。
ちょっと想像してみてください。
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使命を持っていないサンタクロースは、
12月24日の夜中に突然招集されたあげく、極寒の中、子どもたちにプレゼントを配るという仕事を与えられ、面倒くさそうな顔をしながら、しんどいなぁ、、とグチを言っています。
給料が安いとか、休みが少ないとか、不平不満ばかり言っています。
外は吹雪。
持ち出したプレゼントは、ラッピングが濡れて破れてしまいました。
「中身が大丈夫だったら、問題ないっしょ」
「とりあえず、早くノルマのプレゼント配り終えて、
早く家に帰って寝よ・・」
「こんな大変な仕事させといて、時間外手当でんのかなぁ・・」
▼
一方、使命を持っているサンタクロース。
仕事は同じ、プレゼントを配るという内容ですが、
「子どもに夢を与える。神の愛を感じさせる。」
という使命(ミッション)を持って仕事に取り組んでいます。
ただ配るだけで無く、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら、よりよい配達方法を考えていたら、ワクワク楽しくてしょうがありません。
プレゼントのラッピングに趣向を凝らしたり、メッセージカードを添付したり、さらに配り終えて明け方になり、一晩中働いて体は疲れているはずなのに、子どもたちの喜ぶ顔が見たくて、そっと隠れて子どもたちが目覚めるのを待っています。
一睡もせず大きな仕事を終えて、心地よい疲れに酔いしれています。
さて、もしあなたが
サンタクロースにプレゼントの配達を依頼する業者だとしたら、
・使命を持っているサンタクロース
・使命をもっていないサンタクロース
どちらに、配達の仕事を依頼したいですか?
もし、あなたが、
・使命を持っているサンタクロースの会社と
・使命をもっていないサンタクロースの会社
どちらかの経営者になって欲しいと依頼されたら、
どちらの会社の経営者になりたいですか?
【 使命は我々の仕事に価値とエネルギーを与えてくれます 】
あなたと、あなたのチームメンバー(会社の従業員)は、どんな使命を持って働いているのでしょうか?
魅力ある使命のある会社では、メンバーの行動を厳しく管理する必要がありません。
もし、あなたが、
時に厳しくメンバーを叱らなければいけなかったり、行動のチェックリストなどをつくる必要性を感じているなら、そもそもあなたが魅力的な使命を提示できていないことに主原因があると思って間違いありません。
魅力ある使命がある組織では、経営者がなにも言われなくてもメンバーは能動的にどんどん行動するようになります。
“いかにして、従業員を働かせようかと考えている経営者”と、“いかにして、もっと休んでいただこうかと考えている経営者”、この二通りの経営者が世の中にいるという事実をあなたはどう受け止めますか?
従業員をもっともっと働かせようと、従業員の行動管理をこれからも厳しくし続けるのですか?そんな経営者でありつづける事が、あなたのめざす経営者像なのですか?
それとも、使命感を持ち黙っていたらいつまでも働いてしまうような従業員さんの、体と心をケアすることに力を注ぐような経営者になりますか?
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当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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