大組織の経営者だろうが、個人事業主だろうが、政治家だろうが、研究者だろうが、主婦(主夫)だろうが、「一生というのは不備を生きること」であることには変わりはありません。もっと言えば、たとえニートになったとしても、億万長者に嫁いだとしても、不備を生きることから逃れることはできません。
不備を不備でなくそうとすると別の不備がでる。
不備を見て見ぬ振りして、自分の脳を騙してしまえば、あたかも不備がなくなったかのような環境の中で生きることは不可能ではありませんが、それは本質的に不備がなくなったわけではありません。
人間の一生とは、不備を生きること。
それを理解した上で、ひとつでも多くの不備を解消していく。命が尽きるその瞬間まで、世の中の不備の解消に取り組み続けながら、不備を生きていく。そのためには、不備に挑むことを楽しむことができなければいけません。
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