自分が信じることが信じる通りになると、思い込むことは勝手ですが、思い込みは思いの外危険であり、自分のみならず、周りの人たちにも悪い影響を与えてしまいかねません。
「この世で、多くのことが、理屈通りになったり辻褄が合うはずだと思ったりしては」いないでしょうか?
歴史を見ても、理屈に合わないことや、辻褄が合わないことが、無数に事実として記録されていることがわかります。もちろん、記録として残されている歴史を真実として頭ごなしに信じることは馬鹿げています。
それでも、そういうことを差し引いたとしても、理屈通りにならないことや辻褄が合わないことが、現実には無数にあることは、冷静になれば誰もが理解できることでしょう。
完ぺきな戦略、戦術を立てて、完ぺきに準備をしても、うまくいくとは限りません。
それは、そこに人間が関わっているから。人間は、必ずエラーをします。合理的でない行動をします。
そんなことは分かっているはずなのに、人間である自分が、なぜか「この世で、多くのことが、理屈通りになったり辻褄が合うはずだと思ったり」してしまう。
笑ってしまいますね。
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