センスってなんだろう。
そんなことを、10月10日体育の日に考えています。
無論、今は10月10日が体育の日ではないことを知らないわけではありません。今から約20年前、ハッピーマンデー制度だかなんだか、そういうたぐいのものが導入されてからは10月の第二月曜日が体育の日になっていますので、今年は10月14日。
ただ、モノゴコロついた頃から、体育的なことにまるでセンスがなかった私(そのクセ学生時代はずっと体育会系で生きてきました)が、10月10日に「センス」について考えを巡らせているのは、なんとなく体育とのご縁を感じるのです。
センスという言葉の定義は、あえて調べていません。今どき、どんなことでもグーグル先生に尋ねれば、瞬時に答えを返してくれるわけですが、そうやって安易に得た言葉の定義が少しでも頭に残ってしまうと、自分で考える力が鈍ってしまい、薄っぺらな答えを出してしまいかねないと思うのです。
モノゴコロついた頃から、球技や格闘技を行っていた私ですが、センスの良い仲間たちを横目に、さんざん悔しい思いをしてきました。全国大会なんて夢のまた夢。高校時代に一度だけまぐれで関東大会に出場できたことはありますが、結果は無残なもの。
一方で、小中学生の頃に、興味本位で足を突っ込んでみたお笑いや脚本に関しては、「センスがあるね」と言われた経験もあり、そのような体験を思い出しながら、センスってなんだろうと考えている次第です。
(お笑いと脚本のセンスについては、大人になってから一切磨いていないので、今はセンスありません)
具体的に考えてみる
センスってなんだろうと考えて、こんなものかなぁと思うのが、
・努力しなくてもある程度できてしまうもの
・1を知って10を理解できるようなもの
・自覚していないけど、他者から高く評価してもらえるもの
一方で、センスがあっても磨かなければ錆びつきます。しかしセンスがあるものは、一度錆びついても磨き直すことで、比較的短期間で元の輝きを取り戻します。
そして、自らのセンスを一度も錆びつかせることなく、磨き続けているものは、特別な輝きを放つようになり、それを人々は「一流」と呼ぶようになります。
誰もが、何かしらの分野でセンスを持っている
つまり、あなたも私も例外なく、センスがあるということです。ただ、自分がほしい思っているセンスが自分にあるとは限りません。
また、センスがあるからと言ってそれが良いかどうかも分かりません。私の経験上、センスがないがゆえに、人々から愛されるということもあります。しかし、それすらも見方によってはセンスというものなのかも知れません。
センスとはなんなのか。自分はどんなセンスを持っているのか。
小中学生の頃は、お笑いと脚本のセンスがあると言われておりましたが、今の私が、プロのお笑いの方や、プロの脚本家を見る限り、私のセンスなんてものはろくなものじゃないことは分かります。
センスを磨く。磨くためにも、自分のセンスが何かを知りたいもの。
誰もが何かしらのセンスがあるはずという前提のもとに。
▼本質を見抜く力を身につけるために▼
もっと本質に掘り下げた詳しい話に興味がある方は
著書「新・従業員満足度 ES2.0」か、
以下の日刊メルマガへどうぞ
▶ 名言から学ぶ組織論
人気記事
当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
手軽に学び始めたいという方はこちら
日本で唯一の
ESに特化したメルマガ
2008年の創刊以来、毎日配信し続け5970号。
採用や組織作りを中心とした現役経営者の思考を学べる
1ヶ月間無料の日刊の会員制メールマガジンです。
対談企画
代表の藤原清道が、株式会社ワイキューブ創業者で境目研究家の安田佳生さんと対談しています。
サービスについてご質問などがございましたら、こちらからお問い合わせください。
お問い合わせはこちら