人間としての正しさとは何か?
人間として、絶対的に正しい生き方があるのだろうか。そんなことを考えています。
このことは今の事業を始めた23年前から、今に至るまで、要所要所で深く考えたくなるタイミングがありまして、最近その考えたい波が自分に来ていることから、深く掘り下げながら考えています。
最近の私は、多様な価値観を持った人々、つまり、自分とは違う価値観や人生観を持った人々と、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。価値観が相容れない方々と過ごす時間は、決して心地よくはありませんが、自分が考えもしないようなことを考え、自分が気にもとめないようなことで悩んでいるような人たちと、直に触れることは本当に刺激的です。
しかし、多種多様な価値観、人生観を持った人たちと触れれば触れるほど、絶対的に正しい生き方というものは無いように感じてきます。しかし本当にそうなのでしょうか。
生き方。事業のあり方。
常識が変わり続ける時代に、人間としてどうあるべきかを考え続ける。思考を止めること無く、生き方、あり方を追求し続けることが、人間の営みとして大切なことのように思います。
ただ、私は哲学者になるつもりはありません。それでも、人間として正しい生き方を追求しようとすれば、哲学から逃れることはできません。
経営も全く同じです。
絶対的に正しい経営というものがあるのだろうか。従業員満足度を高めることは絶対的に正解なのだろうか。従業員を酷使し、オーナーだけが儲かるビジネスを作ることは、絶対的に否定されるものなのだろうか。
さまざまな価値観が交錯する中、自分と違う生き方をしている人たちと、これからも積極的に交流していこうと思います。
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当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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