元ワイキューブの社長で境目研究家 安田佳生さんとの対談企画
人は何のために働くのか。
仕事を通じてどんな満足を求めるのか。
時代の流れとともに変化する働き方、そして経営手法。
その中で「ES(従業員満足度・従業員エンゲージメント・ウェルビーイング)」に着目し様々な活動を続ける従業員満足度研究所株式会社 代表の藤原 清道が、安田佳生さんと対談していきます。
雇わない株式会社というユニークな会社の取締役も務め、「雇わない経営」を標榜する安田さんと、ESの向上を使命に事業展開する私(藤原)の対談を、ぜひ読んでいただければと思います。
第35回目は【フリーランスは「マイ商品」を作るところから】という内容です
商売のやり方は無数にあり、絶対的な正解はありません。
また、誰かにとって良い商売のやり方が、その他の人にとっても良いやり方とは限りません。
人間は、一人ひとり異なります。
得意なことも苦手なことも、出来ることも出来ないことも、やりたいこともやりたくないことも人それぞれです。
誰かにとって面白いと感じる仕事は、誰かにとってつらくてしんどい仕事かもしれません。
誰かにとっては簡単に感じる仕事も、誰かにとっては難しすぎてできないと思ってしまう仕事かもしれません。
ですので、絶対的な正解を論じるつもりは毛頭ありませんが、小さな会社やフリーランスが上手に商売を継続していくためにオススメの方法があり、それを今回安田さんと対話しながら掘り下げています。
「上手に商売を継続する」というのは、自社や自分がやりたいことで、しっかり儲かって、それを進化させながら継続できる状態のことです。
仮にやりたいことをやることができていても、しっかり儲からなければダメですし、それが瞬間風速的なものでもダメなわけです。
そして、儲かるビジネスだとしても、自社や自分がやりたいことじゃなかったり、好きじゃない人や会社の仕事をイヤイヤしていてもダメです。
そこで安田さんと私がオススメするのが、他社の製品を売るのではなく「独自の商品を自分たちで開発して、自分たちで想定顧客が魅力に感じるであろうパッケージングをして売り出す」ということ。
どんなお客様にどんなタイミングで、いくらで販売するかも、すべて自分(自社)で決める。
仕入原価がいくらかとか、経費がどれだけかかるかに関係なく、お客様が感じる価値に合わせて価格設定を行うことができるのは、自分で考えたオリジナル商品だからです。
つまり、メーカーになるということ。
誰もが、メーカーになることができる時代です。
大規模な設備投資も、大量のエンジニアも必要ありません。
50年前であれば、自社オリジナルの製品を開発して自分がメーカーになるなんて、小さな会社やフリーランスには夢のまた夢でした。
しかし現在は、AIやインターネットなど、さまざまなテクノロジーを超安価に誰もが使うことが出来るようになったため、誰もがメーカーになることができるようになったわけです。
他社の製品を売るというビジネスモデルは、大きく儲けることができませんが、自社オリジナル商品やサービスは、お客様に喜んでいただけるものに仕上げることで、上限なく儲けることが可能です。
しかも、値切られることもない。万が一値切られることがあれば、丁重に仕事を受けることを辞退すればいいだけです。
弊社、従業員満足度研究所が提供している商品やサービスも、すべて自社開発のオリジナルです。
多くの方に読んでいただいている「メールマガジン」もそうですし、オンライン経営塾の「従業員満足度実践塾」もそうですし、その他の商品もすべて自社開発のオリジナルです。
パートナー企業との共同開発の商品もありますので、自社だけで開発したものばかりではありませんが、ゼロから共同開発を行うことで、自分や自社のリソースだけでは生み出すことができないようなものも生み出すことができ、世の中にはまだないワクワクするような提案を、世の中に対して行うことができます。
開発した商品やサービスは、もちろん100発100中ではありません。
当初の想定以上にお客様に喜んでいただけるものもあれば、ほとんど売れないものもあります。
それでも、自分のオリジナル商品を作って、自分で販売ロジックを考え、それを買ってくださるお客様から「ありがとう!」と言っていただける商売は、本当に楽しいのです。
これは、できるかできないかではなく、やるかやらないか、です。
小さな会社やフリーランスの方には特にオススメです。
以下をクリックして、対談内容をチェックしてみてくださいね!
【フリーランスは「マイ商品」を作るところから】
安田佳生 ✕ 藤原清道 連載対談 第35回目
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当社の「従業員」の定義
当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています。
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。
一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で、
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。
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