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コンサルティング事業〜 一般的なコンサルの常識を破壊する 〜

コンサルタントは必要ない。そもそも信用に値するコンサルタントに出会ったこともない。自分が喋りたいことだけを一方的に喋り、上から目線でダメ出しばかり。こちらが考えていることややりたいと思っていることに寄り添うことなく、自分の考えに固執してそれを押し付けるのみ。エリート風情で現場の痛みや苦しみを知ろうともしない、頭がいいだけのコンサルタントはうんざりだ。

私が出会ったスタートアップ企業の経営者や、中小企業のベテラン経営者が持つコンサルタントへの印象は、大体このようなものだった。

戦略コンサルや、大手外資系コンサル会社には、たしかに有能で頭のいい人材は多い。しかし、一般的なコンサルタントは知識は豊富でも、自分自身での事業経営経験がないため、本当に厳しい局面では腰砕けになってしまう。

ましてや、中小零細と呼ばれる会社の経営の現場で、同じ目線に立って改善策を提案するとなると、ビジネススクールで学べるレベルの知識や大手企業との協業経験だけでは、現場叩き上げ海千山千の経営者に対して「理解しやすい言葉だけを使って、本当に役立つ提案をしろ」と言っても無理があるのだ。

自らも現場叩き上げの経営者であり、そしてさまざまな個性を持った中小企業の経営者と一緒に現場で仕事をしてきた私は、小さな会社の経営者が、外部コンサルタントを利用することにそもそも懐疑的だった。上から目線で横文字のビジネス用語を並び立て、それが理解できない人間を心のなかでバカにする。過去の実績を並べて、それで高額チャージをしようとするエリート風情に、ろくなコンサルタントはいないと思っていたのもある。

しかし一方で、平易な言葉を巧みに操り、経営者にていねいに寄り添いつつ、一から十まで手取り足取り指導しながら、場合によっては自ら現場で仕事を手伝って結果を出していくタイプのコンサルタントにも、大きな問題があると考えていたからだ。

中小企業経営者は、お金を払ったら何でもやってくれて結果も出してくれるコンサルタントが大好きだが、そういうコンサルタントに一度でもお世話になってそれなりの結果が出てしまうと、そのコンサルタントになんでも頼るようになってしまう。その結果、経営者として本来必要な能力がどんどん退化してしまうのだ。そして、コンサルタントに頼り続けなければ成り立たない体質が出来上がる。

経営者が経営者として必要な能力を磨き、成長し続けるためには、コンサルタントに頼らずとも自らあらゆる課題や問題を解決しようとする気概が必要。コンサルタントに依存すれば、その気概までも骨抜きにされてしまう。

そう確信している私は、まさか自分がコンサルティングという仕事を事業のひとつにすることになろうとは、夢にも思っていなかった。

お付き合いのあるいくつかの企業の経営者の方々から、さまざまな相談が途切れることなく入り続け、それに答えていくうちに、いつの間にかコンサルティングが事業の一つとなっていった。

「私が直接的に何かを解決したり改善したりすることはありません。行動するのも解決・改善するのも、社長さんご自身です」
「私のコンサルから卒業できるように、何でも自分で考えて答えが出せるように導いていきます」
「従業員満足度は、その組織のリーダーが高めていくものです。外部コンサルタントが代理で高めるものではありません」
「自分で課題や問題が解決できるようになれば、経営が楽しくなります。そこまで気を抜かずに頑張りましょう」

クライアント企業の社長にこのように伝えてからお付き合いが始まる従業員満足度研究所のコンサルティング。

コンサルティングとは、クライアント企業が自立できるように導くことが仕事。どんな困難に直面しても折れないような、強靭な経営者の心身を形成するために心を砕くのが仕事。そして頂戴する対価の10倍以上の価値をお返しすること。

コンサルティングにこうした信念を持つようになったのも、お客様やお取引先様から、世の中にはまともなコンサルタントが少なすぎるという、声を多数聞いてきたからである。

「現状をどう改善ししていいかわからない…。もう、何が正しいかも正直わからなくなっている」と、契約当初に言っていた経営者も、早ければ半年、長くても2年程度で元気になり、採用や従業員満足度の改善のみならず業績も連動するようになっていった。

「組織が明るくなった。みんなが笑顔になった。お客様のために、会社のために、指示しなくても自発的に行動する人が明らかに増えた」そうした声を、コンサルの過程でたくさんいただくようになった。

脳内にこびりついた古いOSをアンインストールし、最新のOSに書き換えれば、採用や組織づくりだけでなく、経営に関連するあらゆる課題に対処する方法論は、自分の脳から生み出すことができるようになる。ここに到達していただくことが、従業員満足度研究所が提供するコンサルティングのゴールである。

小さな会社に外部コンサルタントは不要だと公言する私が、お客様から求められて始めたコンサルティング事業。

不思議な縁から始まったこの事業は、その先紆余曲折を経て、現在は少し形を変えて継続されることになる。

当社の「従業員」の定義

当社では「従業員」を“理念やクレドに従う全スタッフ”と定義しています
つまり一般的な社員だけでなく、アルバイトさん、パートさん、
そして経営トップや役員も従業員の一人であり、そこに優劣はありません。

一般的には、経営者に「従う」という意味で従業員という言葉が使われていますが、
当社では理念やクレドに「従う」という意味で
経営トップも含めて関係者全員を従業員と定義しているのです。

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